11話 ページ11
チラッと禰豆子を見ると炭治郎の後ろに立って居るが彼女は炭治郎を襲わずじっと見ていた
貴女｢…………はぁ、分かったよ｣
刀を鞘に戻して2人に近づく
貴女｢でも炭治郎、彼女は紛れもなく鬼だ
鬼は太陽の光に当たってしまうと消滅してしまう、禰豆子を光に当てるな
親は？｣
そう聞くと炭治郎は分かりやすく表情を曇らせた
助けると言っておきながらこんなに早く守れないとは……情けない
下唇を強く噛みすぎたせいか血の味が口の中に広がる
貴女｢……2人はそこで待って｢俺も行きます｣!｣
炭治郎｢家族の埋葬くらいさせてください｣
貴女｢分かった、禰豆子
君は此処で待ってて｣
禰豆子は月を眺めてボーッとしている
昔会った当初もこれだったな……と思いながら炭治郎の後に続く
貴女｢鎹鴉
この事を御館様に報告してくれない？
そして、炭治郎達は私が引き取るわ｣
炭治郎｢!
なんでそこまで俺達を……｣
鴉が飛び去るのを見届けて少し先を歩いていた炭治郎を見る
貴女｢昔、お世話になったから……かな｣
炭治郎(昔……？)
炭治郎に微笑みかけて｢早く行こう｣と急かすと慌てながらも歩き出した
炭治郎(母さんか父さんの知り合いなのか？
昔……なんだろう……初めて会った筈なのに懐かしい匂いだ……)
炭治郎の家族の埋葬か終わり、最低限の荷物を持たせると私の屋敷へと向かった
無一郎｢あ、おかえ……その子確か……｣
獪岳｢おい、ココは孤児院じゃねぇぞ
それになんで柱のお前が鬼連れてきてんだ｣
炭治郎｢っ……｣
気配で気づいた2人は迎えてくれたが炭治郎と禰豆子を見るなり刀を構えるが私が彼らを庇うように手を伸ばす
貴女｢この子達に手出しは許さないよ
それに彼女の事は御館様に報告した、どうするかは御館様次第だよ
……あー、疲れた……お風呂沸いてる？｣
無一郎｢……うん、沸いてるよ
俺は入ったけど獪岳が今から入ろうとしてて｣
獪岳｢……先に入ればいいだろ｣
貴女｢獪岳が入ろうとしてるならその後に入るよ
……あ、なんなら一緒に入ろうか｣
獪岳｢1人で入る!!!!｣
炭治郎(俺たちに対する殺意が消えた……!!?
彼女は何者なんだ……)
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油揚げ(プロフ) - 面白いです！これからも楽しみにしてます！笑える要素もあってとても楽しく読ませてもらってます(*´▽｀*) (2019年10月24日 23時) (
レス) id: 0de8082f55 (このIDを非表示/違反報告)
あやのん(プロフ) - いつか枯れるwww捉え方うける笑笑 (2019年10月22日 3時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！さん» 灰になる途中なので｢倒れている｣と書きました。分かりづらくてすみません..... (2019年10月21日 23時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - ですがいろいろ設定を変えているのでしょうか？ (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
りぃぃぃんんんんんごぉぉぉぉ！ - 8話のところ、「鬼が倒れている」とありますが鬼は首を斬られたら消えますよ。 (2019年10月21日 19時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年10月11日 23時
