98話 ページ48
貴女「…あれは、火の部族の……」
ヨナ姫と話していた相手は何やら土下座をしながら泣いていて
ヨナ姫はそれを見てゆっくりとこちらに歩み寄る
ヨナ「……!!」
貴女「ひ、ひめさm」
おずおずとそう呼びかけたときふわりと何かに包まれた
…訂正、物凄い勢いでタックルされた
ヨナ「かった……また会えた!!!!」
私を力強く抱きしめ泣くヨナ姫
呆気に取られたものの頭を優しく撫でれば余計大声で泣いてしまった
ユン「ヨナ!!こっちまで声が聞こえ…A!!!!」
ハク「おー」
キジャ「何処も怪我はしておらぬか!!?」
ぞろぞろと集まる皆に少しの懐かしさを覚え今出来る精一杯の笑顔を作り
貴女「ただいま」
全「おかえり!!」
ユン「それで、ここまでどうやって来たの
歩いてならまだ時間かかると思うけど
降りた場所近かったとか？」
貴女「……あ」
ユン「？」
私は虎を待たせていることを思い出し慌てて走り出す
ユン「えぇ!!?Aも奇行し始めたんだけど!!?」
ジェハ「楽しそうだし追いかけよう」
貴女「ごめんなさい!!」
伏せをして眠っていた虎に両手を合わせて謝る
虎はのそっ…と座りなおすと
「紫の龍よ……其方が願えば何時でも人を滅ぼそう
我らは其方の手足なのだから」
貴女「…えぇ、でもそれは願えないし願わない
それに貴方達は手足ではなく私の友人
友人にそんなことはお願い出来ないよ」
頬に手を当てて撫でるとゆっくり目を閉じた
「ふん…甘い龍の子だな
では、また」
風が吹き目を開けると虎の姿はもう小さくなっていた
物陰から見ていたユン達
ユン「……まって!!?
A虎と話してんだけど!!?」
ゼノ「紫龍は動物と話せるよー」
ゼノ物知りーと笑うゼノ
ハク「龍の中で1番強ぇのAなんじゃねぇか？
最弱はてめぇだがな」
ゼノ「えぇ!!?酷いなぁ」
ヨナ「いいなぁ…私も動物と話してみたい」
試して見ようかしら
と呟くヨナをみんなは必死に止めた
貴女(聞こえてるんだよなぁ…)
どう反応すればいいのか困りに困り
会話を聞きつつ苦笑いしていた
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あきいろ(プロフ) - 83話が88話になってます！ (2019年5月20日 0時) (
レス) id: 4c49ffa433 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» oh......中学生か……若い……わしゃ高３です……はるかに年上だった…… (2018年5月4日 23時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - あ、僕中１のガキなんでw水菜目さんのほうがはるかに年上でいらっしゃいますよ (2018年5月4日 17時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» ええ子や……!!(年上だったらごめんなさい)わぁ、めっちゃ単純覚えやすいwww (2018年5月4日 17時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - いえいえ(^^)/暁のヨナのキャラの誕生日って単純ですよ（ヨナは４月７日、ハクは８月９日などw） (2018年5月4日 15時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2017年9月1日 21時
