81話 ページ31
A『私は別にヨナを嫌ってる訳じゃないの』
貴女「じゃあどうして昨日あんな態度…」
A『…ハクの事が好きって事に気づいてからヨナが憎くなってね
どうして?って気持ちで溢れたんだけどハクが私に振り向かないからってヨナに八つ当たりするのは筋が違うって気づいたの
でも、いざヨナが目の前に現れるといつもあぁなっちゃってね』
貴女「簡単に言えば嫉妬…ですか」
A『…まぁ間違ってはいないけれど……
言い方ムカつくわね』
ギロっと睨まれるものの自分の顔に似ているため気にすることなくコーヒーを飲む
あっつっ!!!!舌火傷した…
貴女「まぁとりあえず…貴方のヨナ姫様に対する態度が変わらない限りこの関係は永遠だと思っていいでしょうね
嫌いではないのでしょ?ならその気持ちを素直に伝えるべきよ」
カチャと音を立ててカップを皿に置き窓を見るとヨナ姫様達が丁度帰っていた
貴女「あ、姫様」
呟き程度に言葉に出すとビクッと体が反応していてクスリと笑がこぼれた
A『貴女…馬鹿にしているでしょ
もういいわ…自分でなんとかする』
会計を彼女が済ませてくれ2人でカフェを後にするとAはヨナ姫様の元へ歩き目の前に立った
ヨナ『えっ…あっ……A「私は!!」!!』
A『ヨナ、貴方の事が憎い』
ヨナ『…』
ハク『っ…おいA「ハク待って」おい離せ!!』
Aに飛びかかる勢いで向かうハクを止める
A『いつも誰かに守って貰えるし、私はハクの事が好きなのにハクはヨナのことが好きで…それにヨナは気づいてない
それが本当に嫌いなの!!
でも、これが一番言えなくてヨナに冷たい態度を取ってる自分が許せなくて、嫌い…』
彼女は溢れる涙も気にせず話し続ける
気づけばジェハやユン達も集まっている
何、みんな段取りしてたの?
A『なんども謝って仲直りしようとしたけど…ヨナを見ると嫉妬で周りが見えなくなって……気づけば貴方に酷いこと沢山い『もういいよ』ヨナァ……』
現世のヨナ姫様はAを抱きしめて微笑んだ
ヨナ『Aが本当に私のこと嫌いじゃなかった
それだけで十分だよ』
ハク『俺のこと好きだったのか…』
貴女「鈍感」
ハク『…モテ期?』
貴女「私はこっちのハクが好きなだけで貴方はどうと…なんでもない」
ハク「ナニナニAさん
面白い話をしてるじゃないですか」
貴女「ハク…ここぞとばかりに茶化さないで
両耳潰すわよ」
ハク「発想が怖い」
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あきいろ(プロフ) - 83話が88話になってます! (2019年5月20日 0時) (レス) id: 4c49ffa433 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» oh......中学生か……若い……わしゃ高3です……はるかに年上だった…… (2018年5月4日 23時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - あ、僕中1のガキなんでw水菜目さんのほうがはるかに年上でいらっしゃいますよ (2018年5月4日 17時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» ええ子や……!!(年上だったらごめんなさい)わぁ、めっちゃ単純覚えやすいwww (2018年5月4日 17時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - いえいえ(^^)/暁のヨナのキャラの誕生日って単純ですよ(ヨナは4月7日、ハクは8月9日などw) (2018年5月4日 15時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水菜目 | 作成日時:2017年9月1日 21時