検索窓
今日:8 hit、昨日:12 hit、合計:103,553 hit

78話 ページ28

ジェハ「ほ、ほんとに瓜二つだね…」

貴女「私自身驚いて声も出ません」

A『事情は後で聞く
とりあえずなにか飲ませて、走り続けて喉乾いてるの』


あのあと彼女に付いてきたであろう人の大群から逃げて彼女の家へと引っ張られて来た


家の中をキョロキョロと観察すると彼女の両親らしきものと微笑んで写っていた


貴女「…」

ジェハ「…Aちゃん」

貴女「!!どうしたの?」

ジェハ「…やっぱり何でもないよ」


A『はい、お茶
んで、どうして貴方は私にそんなに似ているの
君に至っては義兄にそっくりだし』


ジェハ「えぇ!!?Aちゃんと僕が兄弟!!?
美しき兄弟じゃないか!!」

貴女「ジェハちょっとうるさい
ど、どこから説明したらいいのかしら…

これから話すことは全て本当であまり知られたくないの」



そう言って事情を話すと初めの数分は信じてくれなかったが長い間交渉すれば諦めたのか信じると言ってくれた


A『それで?貴方の世界ではヨナが姫様ねぇ
じゃあハクはそっちの世界でも…(ボソッ』


貴女「えぇ、ヨナ姫様ね
なんて?」

A『いいえ、気にしないで
…暗くなってきたわね、そろそろ帰りなさい

家はあるの?』

ジェハ「一応ね、ヨナちゃんの家だけど」

A『そう、そこまで連れてってあげる』


玄関に着くとちょうどこっちの世界のジェハが帰ってきた


ジェハ『!!』

ジェハ「!!」

ジェハ『「美形だ!!」』


2人はガシッと手を掴むと『「君、分かってるね!!」』とハモっていた


貴女「ジェハ、気持ち悪いわ…」

A『兄さん…それはない…』



ジェハ『「失礼だね」』


分かったからもうハモらないで…






送ってもらっている途中で私の隣にいた現代の私が話しかけてきた

A『貴方はその…ハクのことが好きなの?』

貴女「…そうね、好きよ

でも、ハクが好きな人は私ではないの」


A『…やっぱり』


貴女「その様子だと貴方も見たいね
振られると分かっていても気持ちは伝えてみるべきよ」


A『なっ!!』

貴女「案外行けるかもよ?」


と少し微笑めば「同い年のくせになんか生意気…」と
拗ねられてしまったため「ごめん」と苦笑気味に笑った

79話→←77話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
131人がお気に入り
設定タグ:暁のヨナ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あきいろ(プロフ) - 83話が88話になってます! (2019年5月20日 0時) (レス) id: 4c49ffa433 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» oh......中学生か……若い……わしゃ高3です……はるかに年上だった…… (2018年5月4日 23時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - あ、僕中1のガキなんでw水菜目さんのほうがはるかに年上でいらっしゃいますよ (2018年5月4日 17時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» ええ子や……!!(年上だったらごめんなさい)わぁ、めっちゃ単純覚えやすいwww (2018年5月4日 17時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - いえいえ(^^)/暁のヨナのキャラの誕生日って単純ですよ(ヨナは4月7日、ハクは8月9日などw) (2018年5月4日 15時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:水菜目 | 作成日時:2017年9月1日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。