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58話 ページ8

ヨナside

連れてこられた部屋は綺麗な女の人が沢山いる部屋

「入れ」


中にいる女性は怯えていたり、外に出られることを諦めている人と様々だった

こんなことが…昔から……

「早く入れ」

後から強めの力で押され中に入ると同時に倒れ込んでしまう

ヨナ「痛っ……」

足元を見ると赤く腫れている

ユン「大丈夫?
捻挫してる落ちた時足を痛めたんだ」


こんな時に怪我をして…計画のとき動けるの?


「くくく
思ったより収穫あったな阿波もまだ捨てたものではない」


そう言いながら入ってきたのはヤン・クムジだった


ユン「ヨナ、身を縮めて今は大人しくしてて」

ユンから小声でそう伝えられ大人しくしているとクムジに髪を掴まれた


クムジ「赤い髪…なるほど珍しいな
くくく…顔も中々の美形これは高く売れそうだ…いや」


クムジ「少々売るのが勿体無いくらいだ
1人、2人俺のモノにしてもいいだろう」


ユン「そ…そんな女より
私の方がご満足いきますわクムジ様」


ユンはそう微笑みながら近づいてきた
ユンに少しの安心と「もしも」という不安が同時に迫る


ユン「そんな女ほっといて私をお側に」


ユンは手を胸で交差させて可愛く見せる


クムジ「…そうだなお前もなかなかの美形
だが」

そう呟いた瞬間クムジは勢いよくユンを蹴り飛ばした

クムジ「俺が楽しんでいる時に口を挟む図々しい女が大嫌いなんだ」


ユンは打ちどころが悪かったのか苦しそうにむせて今すぐにでも駆け寄りたいが髪を掴まれているせいで身動きがとれない


「クムジ様おやめ下さい商品に傷がつきます」

そう言って止めに入った商人も蹴り飛ばされる
乱暴なクムジに腹が立つものの今ここで私ができることは無いもないためクムジを睨んでいるとクムジは私の髪から手を離した


クムジ「…娘、お前は阿波の人間か?
その昔…俺は飛龍城にて1度だけお前と同じ赤い髪を見た

一瞬だけ…遠くから陽の光に反射するその髪の女の名は ヨナ姫

年だけならお前と同じくらいだまさか……お前か?」


気づかれた?…でも質問しているから確定ではないのだろう


ヨナ「…私は阿波の商人の娘、ここで新しい仕事をいただけると聞いて参りました
私と同じ髪の姫は存じませんがクムジ様のお仕事で赤い髪の姫となった方が良いのならこれからそう呼ばせていただきます」


私でも驚くくらいの演技をして我にかえり少し「ヤバい」と思った

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あきいろ(プロフ) - 83話が88話になってます! (2019年5月20日 0時) (レス) id: 4c49ffa433 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» oh......中学生か……若い……わしゃ高3です……はるかに年上だった…… (2018年5月4日 23時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - あ、僕中1のガキなんでw水菜目さんのほうがはるかに年上でいらっしゃいますよ (2018年5月4日 17時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» ええ子や……!!(年上だったらごめんなさい)わぁ、めっちゃ単純覚えやすいwww (2018年5月4日 17時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - いえいえ(^^)/暁のヨナのキャラの誕生日って単純ですよ(ヨナは4月7日、ハクは8月9日などw) (2018年5月4日 15時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2017年9月1日 21時

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