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64話 ページ14

太陽の光が顔にあたり目を覚ます


体を起こして周りを見渡すがまだ皆は眠っている


貴女「…今のうちに町を回ろうかな」









貴女「普通に考えて開いてるわけないか」

町を歩いてみるがほとんどの人が私のいた所で寝ている


1度戻ろうかと振り返った時に聞こえた泣き声


貴女「ヨナ姫様…!!」


何かあったのかと屋根の上を走って急ぐ

そこにはハクの姿もあった


貴女「ヨナ姫様!!ハクどうかしたの?」

ハク「俺も今来たところだが状況はなんとなく分かる」

ハクは目の前の通路を睨んだ

私も先を見てみるが人所か動物すらいない


貴女「えっ…ちょ…怖い」









ヨナ「キジャ、キジャ
起きていつまで寝てるの?」


キジャ「は はいっ!!頑張ります」


ヨナ「ははは変な顔」


キジャ「姫様…元気ですね」


ヨナ「もちろん!!元気元気!!」


ヨナ姫はそう言って歩くと段差に躓き転けそうになる所をハクが止める

少し驚いた顔をしたがさっきのようにニコニコと笑い「元気、元気!!」と言いながら去っていた


貴女「ヨナ姫様なにかあったの?」

ハクの近くに行き聞いてみると


ハク「…さぁな、だがAは姫さんの近くにいてやれ」


貴女「?よく分からないけど分かった」


私とハクは分かれてヨナ姫の方へ急いだ



ヨナ姫の行った場所へ行くと素手で鍋を触ろうとしているヨナ姫


貴女「ちょ!!ヨナ姫様!!!!」

ヨナ姫の手首を咄嗟に掴む


ヨナ「?A?」


貴女「ヨナ姫様はこっちを皆の方へ」


ご飯が乗っているお盆をヨナ姫に渡すとニコニコと笑いながらみんなの方へ去っていく


ユン「なに…ヨナなにかあったの?」


貴女「それが私もよくわかんないんだよね
多分ハクは知ってる」


目の先にはヨナ姫がずっとニコニコ笑っていた





ヨナ「おいしぃー」



貴女「ヨナ姫様…こぼしてます」


耳元でそう言うと「あら」と聞こえた


「なにやってんだ嬢ちゃん、ほら拭くも…の」


ヨナ姫はその場で急に服を脱ぎ出した
突然のことに私の思考は停止


バサッと音がして思考が回り始めるとハクがヨナ姫に上着をかけていた

ハク「着替えなら船長の部屋借りてください
Aな姫さんに付いてけ」

貴女「うん」


ヨナ姫の体を支えながら船へと足を進めた

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あきいろ(プロフ) - 83話が88話になってます! (2019年5月20日 0時) (レス) id: 4c49ffa433 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» oh......中学生か……若い……わしゃ高3です……はるかに年上だった…… (2018年5月4日 23時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - あ、僕中1のガキなんでw水菜目さんのほうがはるかに年上でいらっしゃいますよ (2018年5月4日 17時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 孤歌さん» ええ子や……!!(年上だったらごめんなさい)わぁ、めっちゃ単純覚えやすいwww (2018年5月4日 17時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
孤歌(プロフ) - いえいえ(^^)/暁のヨナのキャラの誕生日って単純ですよ(ヨナは4月7日、ハクは8月9日などw) (2018年5月4日 15時) (レス) id: 5a595ce298 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2017年9月1日 21時

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