7話 ページ7
また3ヶ月が経ちつわりが酷くなってきた
無惨さんは用事があるらしくここ2日は戻ってこないと言っていた
貴女「今しかない…」
食事の時間、体調が悪いふりをして見張りの鬼が油断したところに
バリィン!!!!!!
部屋にあったツボを見張りの鬼の頭に打ち付けて部屋から走り出す
「ちっ!!糞ガキが!!!!」
貴女(息が苦しい…体が重い…でも外まで出れば!!!!)
鬼の腕が肩に刺さるが扉を開けて外に出る
日が差して居たためか鬼は部屋から出てくることは無く私は走り出した
貴女(子供だけを殺すことは出来ない…
ゴメンね…子に罪はないけれど……お母さんも一緒に死ぬからね)
痛みと子供に対する謝罪で涙が溢れるが拭うことなく、足を止めることなく走り続けた
裸足だったためか途中でコケたり、足の裏を斬ったりしたが今は気にすることが出来ない
貴女(累達のいる山を超えれば近道になる…!!
前に無惨さんが鬼に私の事話したって言ったから襲われることは無い………はず!!!!)
自信ないけど!!と心で叫びながら走る
気づけば夜になり、累の居る森の中に入っていたようで、森の中はいつも以上に静か「ギャァァァァ!!!!!!」なんてことは無かった
貴女「〜っ!!」
目の前には糸に吊るされて亡くなっている鬼殺しの人達
恐怖と悲しみが入り交じりその場に立ち止まってしまった
貴女「だ、誰か…生きてます?」
「うっ…助け…」
目の前に倒れていた男の人は生きていたようで、全身傷だらけだが何とか出来るくらいの傷
涙を流し男の頬に当たったのか一瞬にして傷は塞がったようだ
「これは!!」
貴女「お願いしたいのですが…
私を殺していただけませんか?」
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al8056(プロフ) - 煉獄さんオチで!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 33話なんですけど昔はキスではなく接吻ですよ!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 苺さん» え、本当ですか!!ちょ、訂正!!(語彙力皆無)教えてくれてありがとうございます!!!!!!!! (2020年3月14日 4時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
苺 - 冨岡さんが、、、、富岡に、、、 (2020年3月13日 23時) (レス) id: 1feaec087f (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 面白いですねありがとうございます (2019年10月13日 19時) (レス) id: 25e4f98829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年3月20日 22時