私は＿＿じゃない!! 鬼滅の刃

41話 ページ41

No side


しのぶ「あら？富岡さんいつの間に子供なんか作ってるんですか？
それもその子炭治郎くんによく似ていますね」

義勇「本人だ」

しのぶ「…ん??」


富岡の腕には3歳程の炭治郎が抱かれており
精神も幼くなっているのか炭治郎は富岡の髪で遊んでいる


義勇「本人「あ、それはもう聞きました」…鬼の血気術にかかってしまってこうなった」

しのぶ「鬼は？」

義勇「殺したが戻らない」


だからここに来たと富岡はしのぶに炭治郎を渡そうとするが、炭治郎は義勇から離れない


義勇「……」

しのぶ「あらあら、軽い自慢でしょうか？」


青筋をたてる胡蝶は「とりあえず調べてみます」と屋敷の扉を閉めて富岡を追い出した


義勇(任務……)


そう思いながら炭治郎を見ると目が合い満面の笑みで笑われる

そこにたまたま蝶屋敷に用事があったAが通りかかる


貴女「と、富岡さ…その子……!!」

義勇「あぁ、これは…」

貴女「炭治郎と恋仲だったんですね!!
ご出産おめでとうございます」

義勇「………？」

しのぶ「ぶふっwww」


扉の前に居たのかしのぶは吹き出す


貴女「炭治郎に瓜二つですね、可愛い」

義勇「落ち着けA
これは炭治郎本人だ、それに男同士で子は産めない」

貴女「………え」


2人を交互に見て「本当ですか？」と恐る恐る尋ねる
ゆっくりと頷く富岡さん


貴女「っ…すみません!!とんだ早とちりを!!」


だとしたら、炭治郎の子供姿可愛い…!!
と今まで耐えていたのかボロッと涙を流す


しのぶ「Aさん、抑えてください」


しのぶは耐えきれなくなったのか口元を隠し笑いながら扉を開ける
炭治郎に触れようとAは手を伸ばすが炭治郎は目を強く閉じて富岡の服に顔を埋める


貴女(ピシッ)固まる

炭治郎「っ………」

しのぶ「Aさ「ダバッ」おぉう……」


滝のように涙を流し「炭治郎…え？………おねえちゃ……え??」とブツブツ呟く


義勇「(頭巾のせいで顔が見えないから)怖いんだろうな」

しのぶ(あー、それ言っちゃいます？それも言葉足らずで)

貴女「…………ﾀﾞｯ」走り出す

しのぶ「Aさん!!?」

貴女「怖くないよう修行してきます!!
それまで炭治郎を…!!ｸﾞｽﾞｯ」

義勇「………」

しのぶ「そんなんだから嫌われるんですよ富岡さん」

義勇(え、俺なんかした？)

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