私は＿＿じゃない!! 鬼滅の刃

34話 ページ34

杏寿郎さんの熱い眼差しに耐えれなくなりその場から逃げた私は廊下を歩く


貴女「逃げたはいいけど…どうすれば………ん？」


部屋の隙間から見えた金色の髪、覗いてみれば杏寿郎さんと千寿郎くんのお父さんが縁側に座ってお酒を飲んでいた


貴女(会った時も確かお酒あったよな…割れてたけど
ずっと飲んでるの???)


そう思うとまた腹が立ってきて
お酒を持っている手を握る


槙寿郎「!!」

貴女「飲み続けるのは体に悪いですよ」

槙寿郎「…お前に関係ねぇだろ」


私の手を振り払い酒を飲む杏寿郎さんの父親


貴女「………分からずや!!」

槙寿郎「なっ…何すんだ!!」


父親から酒を奪い取り自分の後ろに隠す


貴女「貴方も体壊して早死したら2人はどんな気持ちになると思います!!?
あなたが妻を亡くした悲しみと同じくらい2人も傷ついてる!!それを自分だけみたいな感じで酒に頼るな!そのイラつきを息子達にぶつけるな!!」

槙寿郎「てめぇには関係ねぇだろが!!」

貴女「ないですよ!!ないですけど!!!!人が苦しんでるのを見て見ぬふりすることなんて出来ません!!
これから必要以上にお酒飲んでたらまた頭突きしますからね!!!!!!」


お酒を自分の隣に叩きつけて部屋から出る


貴女(大っ嫌い!!)


その数秒後言いすぎたな…と後悔
千寿郎くんと杏寿郎さんに謝り炭治郎も用事が終わったのか2人で家から出る


杏寿郎「A!!俺は諦めない!!
それと、あと2日は安静にしろ!!2日後から鍛錬だ!!!!」

貴女「諦めてください……
分かりました、ありがとうございます」


恥ずかしくなって顔に熱が集まる
炭治郎の腕を引いて歩いていると前に人影が
唯ならぬ雰囲気に足を止める


貴女「……誰？」

炭治郎「は、鋼鐵塚さん……」

貴女「???
え、なんか……」


ひょっとこのお面を付けて頭に2本、両手に刃物持ってる人がこっち向かってくるんだけど……
今日が私の命日かな???

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