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21話 ページ21

貴女side

ベッドから起き上がると胡蝶さんが上着を掛けてくれたので軽く前を閉じる


しのぶ「傷の具合は」

貴女「だいぶ治ってると思います
ありがとうございました」

しのぶ「そうですか、でもあと2日くらいは安静にしててくださいね
私はこれから任務なので」


お大事に
そう言って胡蝶さんは出ていき胡蝶さんのあとに続くようにほとんどが出ていって、部屋には私と炭治郎だけとなった


貴女「炭治郎」

炭治郎「…本当に……姉さんなの?」

貴女「…え、お姉ちゃんの顔忘れたの」


思ったより心に刺さりブワッと涙が流れる


炭治郎「あぁ…姉さんだ」


炭治郎、君は私を何で判断してるのかな?
そうツッコミたかったが炭治郎は私に抱きつく


貴女「!
…頑張ったね、炭治郎」

炭治郎「……うわぁぁぁぁ」


今まで張り詰めていた糸が切れたように炭治郎は大泣き
今まで自分のことを攻めていたのか、途切れ途切れだが自分の不甲斐なさを吐き出していた


炭治郎「俺がっ……あの時…」

貴女「うん、炭治郎は偉いよ」


ベットの上に上げて子供をあやすように背中を撫でていれば泣き疲れて眠ったのか寝息が途中から聞こえ始めた


気づけば炭治郎も大きくなっていた
手はずっと鍛錬してたのかいくつものマメの跡、昔とは違って硬く男の人の手


貴女「……抱え込ませてごめんね」


ゆっくりと頭を撫でているとふと扉の方から目線を感じて見る


貴女「禰豆子と……2人は炭治郎の友達かな?」


禰豆子はパタパタと私と炭治郎の間に入り込むと目を閉じた


善逸「あぁ、禰豆子ちゃん…!!
…で、羨ましいぞ炭治郎!!!!!!」


凄い顔で炭治郎を睨む金髪くんと「権八郎も弱味噌!!」と大声で叫ぶ……何あれ猪?


貴女「二人とも良かったらお話しませんか?
この子達が今までどうしてたのか聞きたいし

あなた達の事も知りたい」


二人共寝てるから静かにね
と言うと聞き分けが良いのか二人とも(たまに声が大きくなるが)静かにしてくれた

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al8056(プロフ) - 煉獄さんオチで!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - 33話なんですけど昔はキスではなく接吻ですよ!! (2020年4月14日 3時) (レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - 苺さん» え、本当ですか!!ちょ、訂正!!(語彙力皆無)教えてくれてありがとうございます!!!!!!!! (2020年3月14日 4時) (レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
- 冨岡さんが、、、、富岡に、、、 (2020年3月13日 23時) (レス) id: 1feaec087f (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 面白いですねありがとうございます (2019年10月13日 19時) (レス) id: 25e4f98829 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水菜目 | 作成日時:2019年3月20日 22時

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