私は＿＿じゃない!! 鬼滅の刃

3話 ページ3

貴女「見つけた…？」


私は都会に出たことも無くただの田舎娘だが…
こんな人見た事もない…

困惑していると私の服が引っ張られ何かと目を向ける


竹雄「俺の姉ちゃんに気安くさわんな!!」

貴女「竹雄？」

「おや、これはすまないね」


男の人は私から離れ竹雄に目を向けると
ドゴォン!!!!


全「!!?」

貴女「ひっ……」


隣にいた竹雄は天井にぶつかり大量の血を流して私の隣に倒れた


貴女「たけ……お？竹雄!!!!」


体を揺するがだらんと体に力が入っていない


母「!!A、禰豆子、花子、茂、六太を連れて逃げなさ」


最後まで言えずお母さんと隣に居た花子は絶命した


貴女(何…なんなのこの人……こんなの人間のなせる技じゃ…!!)


昔、おばあちゃんが言ってたっけ…「鬼が出る」って


貴女「…茂、禰豆子、私があの人を引きつけるから2人はそのうちに逃げて」

禰豆子「で、でも…!!「大丈夫」!!」

貴女「私は3人のお姉ちゃんなんだから」


近くにあったハサミを持って立ち上がる


貴女(勝てるわけない…
でも3人を逃げさせることが出来れば…!!)

貴女「行きなさい!!」


走り出した3人に目を向けず私が男に刃物を向けて走ったが


「勝てるとは思っていないだろう？」

貴女「カハッ………」


みぞおちを殴られ倒れる所を男に支えられる


貴女(ダメ…まだ3人は……
私がやらなきゃ…いけないのに…)


薄れていく意識の中記憶に残っているのは真っ赤な液体が飛び散る光景と家族の短い悲鳴だった

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