104話 ページ4
ようやく中に入れば後ろに知ってる気配を感じて振り返る
貴女「……え」
「ん!!?」
なんで木村が居るの？
木村は「シーっ!!」と小声で言い前を向けとサインする
百田「んぉ？狛枝、どうかしたか？」
2人「!!」
私は咄嗟に近くにあったファイルを落とす
ファイルの中にあった紙はバサバサと音を立てて周りにバラまかれた
貴女「あぁ、ごめん
ファイルが落ちそうだったんだけどゴミクズの私が触っていいのか分からなかったからね」
百田「なんだそんな事かよ
落とすより止めた方が良かっただろうに
手伝ってやんよ」
最原「ボクも手伝うよ」
貴女「ありがとう」
木村(ナイス狛枝!!!!)
木村は私たちに皆の目が向いている時に用を終わらせたのか扉から出ていく
最原「…？
狛枝さん笑ってるけどどうかしたの？」
貴女「ううん、こんなゴミ以下の私に優しくしてくれる人が居るんだなって思ってるだけだよ」(違う)
最原「そ、そう…」
百田「お前情緒不安定なのか？
もしくは多重人格者？」
貴女「嫌だなぁ百田
私は私だよ」
百田と最原は腑に落ちない顔をしたが発射のカウントダウンが始まりモニターに目を移した
発射が完了して数十分、突然人形を移していたモニターが途切れた
「あれ？通信トラブルか？」
百田「どうした」
百田はスタッフの人と何かを話すと私の方を見た
百田「狛枝は超高校級の暗殺者だったよな？」
貴女「え？うん…」
百田「じゃあパソコンの扱いには多少なりとも慣れてるわけだ」
貴女「一応」
そこまで言うと百田は私の肩を掴みパソコンの前に座らせる
百田「じゃあ何とかしてモニターを元にどしてくれ!!」
貴女「あのねぇ……」
呆れて言葉が出ないが「頼んだぞ!!」と背中を叩かれ諦める
…仕方ない、ついでに自分がやりたかったことも一緒に終わらせてしまおう
貴女「…パソコン2台お借りします」
私にとって普通の光景(物凄い速さでパソコン2台動かしてる)だが皆は驚いて私のことを見ていた
貴女「…ハッキング………映像戻します」
映像が画面に映れば人形は映っておらず会話が聞こえる
貴女「…なるほど」
声からして赤羽と潮田が交渉している、殺せんせーはここを乗っ取ったってことか…
呟きが聞こえたのか最原が「どうかしたの？」と聞いてきた
貴女「いや…こんな事を起こす人間も居るんだなって感心しただけだよ」
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水菜目(プロフ) - ハヤテさん» 事件をズラそうかな.......って.......そろそろ事件起こそうかなって思ってます!!!!説明不足ですみませんっ!! (2019年3月10日 16時) (
レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - 突っ込んじゃダメだと思いますが、人類史上最大最悪絶望的事件はどうなりましたか？もしかして、椚ヶ丘は未来機関の保護地域ですか？ (2019年3月10日 14時) (レス) id: 8f25b0c386 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年3月8日 16時
