122話 ページ22
教室に1度戻った私達はアドバイスブックと卒業写真の分厚さに笑い、あまりの長さに皆眠ったようだった
烏間「…Aさんはまだ寝ないのか？」
貴女「…えぇ、イリーナ先生は？」
烏間「彼女は今席を外している
彼女に用か？」
貴女「いえ、イリーナ先生ではなく烏間先生に
お時間は？」
烏間「大丈夫だ」
烏間先生をグランドへと連れ出し向かい合う
貴女「…これから話すことは事実です
ですが、生徒達含め誰にも話さないでください」
烏間「なっ!!!!」
烏間先生は頭を抑えた
…まぁ、急にこんなこと話して信じるわけな「話は分かった」
貴女「!
信じてくれるんですね」
烏間「嘘でこんなことを言う子だとは思っていないからな
それでAさんはどうするんだ」
貴女「…私は彼らに忘れてもらいます」
烏間「!!」
貴女「あぁ、脳に衝撃与えるとか言う訳ではなく…
「死んだ」事にするだけですよ」
私は烏間先生を見れば驚いていた
「そんなこと出来るはずがない」と顔に出ている
貴女「もう、手配は済んでいます
…後のこと頼みました」
烏間「…分かった、彼らのことは任せて欲しい」
烏間先生のその言葉を聞いて自然と口角が上がる
私は気付かないうちにこのクラスに依存しているらしい
烏間「そろそろ眠ったらどうだ？
そんなことをするつもりなら体力を温存しておいた方がいいだろう？」
貴女「えぇ、そうですね
では失礼します」
烏間先生に一礼して校舎内に戻る
教室に入れば皆の寝息が聞こえる
貴女「お別れ…だね……」
忘れて欲しくないと思うが、いつまでも心に残されこれからの事に支障が起きても困る
貴女「早く、忘れてね」
机に腕を置いて寝る姿勢をとる
今日は良くない夢を見そうだ……
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水菜目(プロフ) - ハヤテさん» 事件をズラそうかな.......って.......そろそろ事件起こそうかなって思ってます!!!!説明不足ですみませんっ!! (2019年3月10日 16時) (
レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - 突っ込んじゃダメだと思いますが、人類史上最大最悪絶望的事件はどうなりましたか？もしかして、椚ヶ丘は未来機関の保護地域ですか？ (2019年3月10日 14時) (レス) id: 8f25b0c386 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年3月8日 16時
