118話 ページ18
力なく地面に倒れるAに皆が駆け寄る
片岡「A!!しっかりして!!?」
貴女「大丈夫、そんなに泣きそうな顔しなくても生きてるって……」
倉橋「で、でもこの血の量…」
貴女「大丈夫だって…意識がある以上死なない」
片岡さんに支えられ殺せんせーを見ると死神を動かないよう止めていた
柳澤を止めようと烏間先生が止めに入るも片手で払われてしまう
柳澤「どんな気分だ!!?
だーい好きな先生の足でまといになって絶望する生徒を見るのは!!
お前もだモルモット!!お前が動けなかったせいでお前の大事な生徒は虫の息だぞ!!?」
貴女「失礼だな…呼吸はちゃんとして「喋らない!!」…」
殺せんせー「正解か不正解かの問題じゃない!!
彼らは命懸けで私を救おうとし恐ろしい強敵を倒してまで此処に辿り着き此処に逢いに来てくれた!!
その過程が、その心が教師にとってもっとも嬉しい贈り物だ!!
弱点でも足でまといでもない、生徒です!!!!
Aさん、もう少し行けそうですか？」
貴女「余裕…ですよ…」
口から血が流れる
多分この戦いが終わる頃には…
貴女(…やらなきゃいけない事あったのになぁ……)
そう思って目を閉じたとき皆の驚く声が聞こえ目を開ける
貴女「なっ…」
茅野「逃げて殺せんせー!!
時間稼ぐから隠れて回復を!!!!」
貴女「あのバカっ…」
立ち上がろうとするものの片岡さんに止められる
片岡さんだけじゃない、生徒のほとんどが私を見てる
片岡「今のAにはっ…」
貴女「…死にかけの私が止めに行かなきゃ
初めてなの、兄さんの以外に「守りたい」って思ったの」
片岡さんの手が緩んだのを見て走り出す
貴女(これなら理事長に事情話しておくんだったな…)
茅野さんの手を握ると潮田の方へ飛ばし皆の目を見開いている姿に思わず笑みが零れる
その瞬間に背後から心臓を貫かれた
茅野「えっ…」
赤羽「っ!!」
目の前が真っ暗になり私は誘われるように暗闇に落ちた
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水菜目(プロフ) - ハヤテさん» 事件をズラそうかな.......って.......そろそろ事件起こそうかなって思ってます!!!!説明不足ですみませんっ!! (2019年3月10日 16時) (
レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - 突っ込んじゃダメだと思いますが、人類史上最大最悪絶望的事件はどうなりましたか？もしかして、椚ヶ丘は未来機関の保護地域ですか？ (2019年3月10日 14時) (レス) id: 8f25b0c386 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年3月8日 16時
