116話 ページ16
殺せんせー「…ところで中村さん、山中の激戦でも貴方の足音は静かでしたねぇ…
しかも、甘い匂いが……」
貴女「甘い？」
殺せんせーは目がハートになっている
どうなってんのその目
中村「どんな耳してんだか…
…月が爆破した時から今日で1年
確か雪村先生は今日を殺せんせーの誕生日にしたんだよね？」
中村さんが取り出したのは小さな箱に入れられたケーキだった
殺せんせーはよだれを垂らして嬉しそうにしている
…希望に飢えた兄さんと似てる……
貴女「!!」
皆でバースデーソングを歌っていると殺気を感じて顔をあげる
物凄い速さで飛んで来るのを感じて私はとっさにケーキを取り上げ先生をける
殺せんせー「あぁ!!Aさん何をっ!!!!」
殺せんせーの目線ぎりぎりに何かが刺さる
「ハッピーバースデー」
貴女「いった…」
足にかすってしまい血が滲む
…とりあえずケーキ置こう
柳澤「機は熟した、世界一残酷な死をプレゼントしよう」
後ろにいた真っ黒な男はチャックを外して服を脱ぐと触手を生やしたバケモノと姿を変えた
貴女(この人、変わんないなぁ…)
柳澤「そのタコと同じ改造をしたまでさ
違う点は…そうだね彼が自ら強く望んでこの改造を受けたことだ
不出来なイトナや義妹とはわけが違う
わかるか？人間のときですら1人で君たちを圧倒した男が比類なき触手と憎悪を得た
その破壊力を」
貴女「離れるよ」
潮田「えっ…!!?」
近くにいた潮田と茅野を担いで宙に浮くと地面が我皆は吹き飛ばされた
被害がない場所に2人を置く
潮田「あ、ありがとう…(女子に片手で担がれた……)」
柳澤「彼の触手は初速からマッハ2を出す
最高瞬間速度はマッハ40!!
この狭いバリア内では最高速度までは出せないがな
要するに基本性能が倍という事だ
最大の違いはあのタコやイトナ達と違い継続的運用を考慮に入れない触手設計
要するに彼はメンテナンスの必要が無い、使い捨てだ
寿命は3ヶ月もない代わりに凄まじいエネルギーを引き出すように調整した!!
安全で完璧な兵器だ!!!!」
貴女「……反吐が出るくらいのクズだね」
その呟きが聞こえたのか柳澤は私を見ると「君も人を殺してきた、そんな事言える立場ではないだろう？」と勝ち誇った笑みを浮かべる
茅野「Aちゃんとアンタを一緒にしないで!!」
貴女「!」
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水菜目(プロフ) - ハヤテさん» 事件をズラそうかな.......って.......そろそろ事件起こそうかなって思ってます!!!!説明不足ですみませんっ!! (2019年3月10日 16時) (
レス) id: 7e8af51d67 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - 突っ込んじゃダメだと思いますが、人類史上最大最悪絶望的事件はどうなりましたか？もしかして、椚ヶ丘は未来機関の保護地域ですか？ (2019年3月10日 14時) (レス) id: 8f25b0c386 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水菜目
| 作成日時：2019年3月8日 16時
