貴方をお守りする為 Fate×ヒロアカ (ページ4)

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54話ページ4

ギル「天の鎖よ!!!!」

サリエリ「ぐっ…」

サリエリアが鎖によって抑えられAは安心し刀を収める

ギル「で、何があった」

貴女「えぇ、先程お姉様の召喚を試し成功
ですが召喚に応じた者が」

ぐだ男「まさかのサリエリもモーツァルトね…」

貴女「えぇ…アヴェンジャー殿はキャスター殿をみて発狂、今に至ります」

ギル「では、その前の破壊音はなんだ」

貴女「あぁそれは…お姉様がルーン魔術に失敗した音ですね…」

そう言うと3人は「あぁ…」と声をもらした

貴女「とりあえず…ランサー殿
キャスター殿を部屋に、アヴェンジャー殿が落ち着けば私も彼を部屋にお連れします」

クー「助かるぜ
よし、嬢ちゃん」

クーフーリンはぐだ子を地面に下ろすと横にモーツァルトを抱えたまま部屋を出た

貴女「ふぅ…では食堂へ戻りましょうか」

Aが歩き出す

耳郎「え？あの人あのままですか？」

耳郎の指す方向には今だ鎖に巻かれているサリエリの姿

貴女「えぇ、ご心配なさらず
少々あそこで反省して頂かねば」

そう言って笑ったAの笑顔はとても黒く数人が「ひぇ…」と声を漏らしていた

筆記試験が終わり、演習試験当日

ぐだ男「…ふぅ、A行ける？」

貴女「はい」

ぐだ男の隣に姿を表したAは対戦相手を見て目を見開いた

貴女「おやおや…これは」

「久しいな、ルーラー」

貴女「えぇ、久しいですね
聖杯戦争辺りでしょうか、まさか敵連合と主様以外にマスターがいらっしゃるとは…

受肉…なされていたんですねエルメロイ二世殿にライダー殿(イスカンダル)」

イスカンダル「積もる話もあるだろうが今はこっちが優先だ
これが終われば酒盛りでもしようぞ!!!!」

貴女「それは楽しみですね
ではセイバー殿とアーチャー殿もお呼びしましょう

そうなればうかうかしていられませんね」

二人の間に静かな空間ができる

貴女「…マスター、ご指示を」

剣と剣が交わった時、物凄い風圧によりエルメロイとぐだ男は目を閉じた

貴女「…ここでは少々やりづらい」

距離を取り地面に刀を刺すと一瞬にして場面は変わり彼岸花の咲き乱れる広場、お昼だったはずなのに空は暗く月が登っていた

イスカンダル「ほぅ…これが貴様の宝具
美しいものだな!!!!」

貴女「宝具は1つではありませんよっ!!」