貴方をお守りする為 Fate×ヒロアカ (ページ19)

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69話ページ19

爆豪を私の後ろへと引っ張り2、3歩前に出る

貴女「質問がいくつかありますがよろしいでしょうか？」

死柄木「…俺らはない」

貴女「あなた方と手を組んでいる「無視かよっ!!」うるさいですよ」

全身タイツのような男を捕まえている力を強くすれば「悪かった!!」と謝ったので力を緩める

貴女「それで、あなた方と手を組んでいるサーヴァントのマスター
及びその人物が所持しているサーヴァントを知っているだけ教えて貰いましょうか」

彼らは初めは喋らなかったものの1人が口を開きかけたその時

「SMASSSSSH!!」

私と敵連合の間にあった壁が破られた
驚いて捕縛がなくなってしまったものの木のようなモノが私を含め敵連合に絡みついた

荼毘「木ぃ!!?
んなもん…」

彼は火が扱えるのか、体が燃え始めたとき小さい男に頭を蹴られ気絶した

「ブチブチブチィ」

死柄木「は、ﾊﾊｯ…馬鹿力」

私は無言で木を掴みちぎった

貴女「…ほんっとキレそう……燃やしてしまおうか」

全「!!?」

黒かったハズの髪は白く染まり室内は炎で埋め尽くされる

オール「お、落ちついて!!」

貴女「うるせぇよ、私は気が短い
話は何回も遮られるわ敵でもないのに拘束されるは…

皆まとめて灰になれ」

炎の勢いが増し始めたときAに誰かが勢いよく抱きついた

「落ちついてA!!私は大丈夫だから!!!!」

貴女「!!」

囲っていた炎が無くなり髪色も元に戻ったAは思考停止していた

貴女「あ、アサシン？」

燕青「気づくの早すぎないかね？」

全「!!?」

もう1人、連れ去られた人物かと思えば姿は変わり長い黒髪の男が現れた

燕青「ルーラーが自我を失うなんてらしくねぇな
マスターが連れ去られて気が動転してんのは分かるがここは落ちついて行こうぜ？」

貴女「っ…申し訳ない」

燕青「さっきの情報で敵側のマスターはコイツらを囮に逃げようとしてるみたいだ
今他の奴らも向かっている

もうひと暴れと行こうかね」

ヒーロー「あのっ…ちょっ」

貴女「…ここは任せました
爆豪、轟殿は彼らから離れませんよう

一刻も早くここから離れるよう
今の比にならないくらいの損壊が予想されます故」

2人は部屋から出ていきヒーローと敵は言葉を無くした

全「…自由か」