40話 ページ40
あれから数日、私は夜になるといつも外に行きオーサーの仲間を殺した
アッシュ「…今日は？」
貴女「15」
アッシュ「…そろそろか」
アッシュはメガネを机に置き私を見た
アッシュ「英二を日本に帰そうと思う」
貴女「…」
アッシュ「お前は何も言わないんだな」
貴女「私はアッシュの道具にすぎないから
彼をどう扱うかはアッシュが決めること私は貴方の命令に従うだけ」
アッシュ「…お前はそういう奴だったな
だがA、お前は道具じゃなく1人の俺と変わらない人間だ
少しくらい自分の意見で行動しろ」
貴女「…頑張る」
アッシュは少し笑うと私の頭を撫でて部屋を出た
貴女「!!アッシュ、私も行く」
私は慌ててマンションを出るとアッシュに駆け寄った
アッシュ「別に死にに行かねぇよ」
貴女「…ゴルツィネに会いに行くなら危険」
アッシュ「Aならなんでもお見通しってか？」
ー空港ー
アッシュと私は壁に寄りかかりながらゴルツィネを見ていた
彼はやっと視線に気付いたのか私達の方を見て目を見開いた
アッシュ「ハァイ」
アッシュが掛けていたサングラスを外すとゆっくりゴルツィネの方に歩き目の前の椅子に座った
私はアッシュの隣に立つ
アッシュ「慌ただしい出国だね
今度帰って来れるのはいつかな？」
ディノ「そう遠いことではないさ」
ディノの後にいた男が懐へと手をかける
貴女「やってもいいけど…私が先に殺すよ？」
アッシュ「A、場所を考えろ」
アッシュの言葉に私は目を伏せた
ディノの後ろにいた男は恐怖からか手を下ろし握りしめている
ディノ「…見事な仕事だった」
アッシュ「アンタ投資のおかげとも言えなくはない」
ディノ「その見返りがこれというわけか」
アッシュ「利子は払ったさ
今までに充分すぎるくらいね」
ディノ「いいやまだだ、まだ足りんな」
アッシュ「以前はただアンタさえ倒せば自由なれると思っていた
だがどうもそうじゃないらしい、アンタらが何を企もうとも俺は必ず邪魔させてもらう」
ディノ「宣戦布告というわけかでは私も帰国するときは腕のいい剥製職人を連れてこよう」
アッシュ「剥製？」
ディノ「無論、作るのだ
お前の剥製をな
Aはお前を失えば勝手に戻ってくるからな」
貴女「…」
アッシュ「…けっ、飛行機が落ちないことを祈るぜ
A、行くぞ」
アッシュは私の手を引くと空港から出て行った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
綾 - 地震気をつけてくだされぇぇぇ〜！！その中での更新お疲れ様です！今後も応援してます！ (2019年1月3日 22時) (
レス) id: 05bf0bad94 (このIDを非表示/違反報告)
れい - そうなんですよね。もちろん作者さん側にもやむを得ない理由事情があると作品読ませてもらっている側としてもちゃんと理解してるつもりなので急かすつもりもありません！なので水菜目さんも体調やらいろいろ気をつけて頑張ってください！応援してます！ (2018年12月27日 12時) (レス) id: d16d52e773 (このIDを非表示/違反報告)
水菜目(プロフ) - れいさん» BANANAFISHの作品少ないですよね...更新停止も多いです...ご希望に添えるよう頑張ります!! (2018年12月27日 8時) (レス) id: 36466e24ca (このIDを非表示/違反報告)
れい - 女主人公待ってました！とても読みたかったので嬉しいです！内容も自分にぴったりでこれからのストーリーがどうなっていくのか楽しみです！応援してます (2018年12月27日 0時) (レス) id: d16d52e773 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水菜目
| 作成日時：2018年12月26日 8時
