強い個性をもつ彼女は無個性のフリをする IV 最終 (ページ1)

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151話ページ1

あれから過去を知ったのは私とロビンの秘密として数日が経った

貴女「も…無理っ……」

「我慢して、あとすこしだから」

貴女「っ!!早くっ……」

「……はい終わりー」

貴女「痛かった…」

コルセットを付け終わりAはその場に倒れ込む

「おぉー、流石、似合う!!」

貴女「と言うか…ミスコンまで時間あるのにする必要とは？」

ミスコン開始まであと2時間
今から準備を始めても早いのだ

「え？そんなの決まってるじゃない
Aさんの写真大会が始まるからよ!!!!」

貴女「え？」

「はい、そのままメイク行くわよー!!!!」

気合が入っている女の子達に囲まれメイクが進んでいく

コンコンッ

轟「神咲、クラスで集まるじか」

轟はノックをしてAの居る部屋へと入ると固まった

貴女「と、轟？」

そこには純白のドレスに身を包み化粧をしたAが椅子に座っていたから
何時もは適当にまとめられている髪も綺麗なお団子にされ、横髪は緩く巻かれている

轟「…結婚でもするのか？」

貴女「何をどう見たらそう感じるのかな？」

そもそもの時点でベールしてない
とツッコミを入れて立ち上がる

貴女「集合そう言えば言ってたね
少し出てきます」

Aの周りで写真を撮っていたサポート科は20分前にはここに来てね!!と伝えフォルダーを眺め始めた

貴女「行こ」

部屋を出て歩き出した2人の間に会話はなくそれぞれ何かを思いながら廊下を歩いていた

轟(綺麗…と言ってやるべきなのか？
神咲の場合「で？」で会話が終わりそうだが…)

貴女(あー…歩きずらい
マリーに変わってmダメだ、いつもの私じゃ無くなる)