貴方をお守りする為 Fate×ヒロアカ (ページ9)

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9話ページ9

「こ、個性把握テスト!!?」

相澤「雄英は自由な校風が売り文句
そしてそれは先生側もまた然り…

中学生の頃からやってるだろ？
個性禁止の体力テスト

藤丸、中学の時ソフトボール何メートルだった」

ぐだ男「…40ｍです」

相澤「じゃあ個性を使ってみろ
円からでなきゃ何してもいいよ」

ぐだ男「…」

先生のその言葉に主様は押し黙る

相澤「…何してる、早くしろ」

ぐだ男「…A」

貴女「はい」

突然現れた私に生徒だけでなく担任まで驚いている

緑谷「あ、あの時の!!?」

彼の言葉を無視して私はどうやってボールを飛ばそうか考える

貴女「…こういうのはアーチャーやランサーがよろしいのでしょうが
主様、ボールを」

主様からボールを受け取ると懐から人の形をした紙を貼り付ける

貴女「お行き」

ふぅ…と息を吹きかけると宇宙へ向かい物凄い速さで消えた

「∞」

データを取っていたのか彼が見せた画面にはそう映っている

ぐだ男「…バレちゃったな」

貴女「仕方ありませんよ」

隣で落ち込む彼に苦笑いしつつも
これからは霊体化せずとも彼の隣に居れると思い喜んでしまっていた

相澤「まずは自分の最大限を知る
それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

面白そう!!
と声が聞こえ私は思わずため息を吐く

先生はその言葉に反応し最下位は除籍処分を言い渡された

貴女「…」

ぐだ男「やだなぁ…」

砂埃を払いながら主様はそう呟いた