49話 ページ48
オール「はい私が来た
ってなわけでやって行くわけだけどもね？
急遽B組と合同になったヒーロー基礎学
職場体験直後、それも合同ってことは……
救助訓練レースをするしかないじゃん!!」
貴女「おや、今日はランサー殿(クーフーリン)でしたか」
クー「おぉ、お前は安定だな」
生徒達が説明を受けている少し後ろでクーフーリン殿と話す
クー「きっと俺らは最後に2人で競争だろうな
そんときはお前を邪魔して俺が勝つからよろしくな」
貴女「邪魔すること確定なんですね…
少し迷惑ですが…私も負けるつもりはありません」
出された手を握る
ぐだ男「Aー!!順番決まって最後だy……ってなんで燃えてるの？」
貴女「なんでもありませんよ」
Noside
順番は順調に進んでいき最後に最強と呼ばれる2人が位置についた
瀬呂「なんで2人…抱えられてんだ？」
切島「同じ個性だからなー…」
拳藤「女の方の立香ー!!!!頑張れよ!!」
砂藤「女の方…」
オール「準備はOKかな？」
クー「大丈夫なのか？」
貴女「えぇ、バッチリですよ」
ぐだ男、ぐだ子「!!……まさかっ!!」
2人は何か察したのか顔を青くした
オール「それじゃあ…START!!!!」
オールマイトがそういった瞬間大きな音と砂煙が舞い上がる
全「なっ!!!!」
クーフーリンとAは刃をまじ合わせていた
オール「ちょちょちょ!!これはレースだぞ!!」
貴女「えぇ、「どちらが先に辿り着くか」というね？」
クー「相手の邪魔をして先にたどり着けば良いって話だろ!!?」
全「性格が曲がってる!!!!」
貴女「ランサー殿隙あり!!!!」
刀から手を離すと同時にクーフーリンの胸ぐらを掴み片手で遠くへと投げ飛ばす
飛ばされているうちに刀を拾いゴールの方へと走り出す
カンカンッとか言う音もなく物凄い速さで走り抜ける
ぐだ男は喋る余裕もなく風の強さに目を閉じていた
貴女「！」
クー「はぁっ!!!!」
ギリギリで避け着地した瞬間にクーフーリンの槍が目の前に迫っていた
貴女「っ!!」
避けるモノの掠ってしまい頬から血が流れる
貴女「流石…ですね」
クー「てめぇもな、脳天貫くつもりでやったんだがなぁ……」
貴女「お姉様を抱えているせいかいつもより遅かったので」
クー「そう言うてめぇもなんだ？あの弱ぇ投げ飛ばしはよぉ」
2人はふふふと笑うが空気は悪い
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年9月16日 14時
