貴方をお守りする為 Fate×ヒロアカ (ページ47)

今日:14 hit、昨日:16 hit、合計:73,902 hit

48話ページ47

気配のする方へ走ればベストジーニストさんの部下が血を流して倒れていた

その先に主様に銃を向けている男

発砲する

そう直感し私は主様と男の間に入り込み

男「うぉぉおぉぉ!!」

ドッと鈍い男と共に弾は地面に転がる
左手に激痛が走り銃を握る手に力が入る

ぐだ男「あ……ぁ…」

爆豪「てめぇ…」

貴女「遅くなって申し訳ございません
……主様に銃を向けましたね」

強く睨むと男は気絶した
弱いな…

貴女「主様、お怪我は」

ぐだ男「僕はない…って怪我してるのはAの方だよ!!!!」

貴女「あぁ、手袋が…」

赤黒く染まる真っ白だった手袋を外すと水溜まりのように血が溜まっていく

ぐだ男「ど、どうし…とりあえずマーリン!!!!」

主様はマーリンを呼ぶと私の手を治療するように頼んだ

マーリン「私は医者ではないんだけど…」

貴女「申し訳ないです」

マーリン殿に治してもらっているとベストジーニスト殿も着いたようだ

ベスト「こいつは…」

貴女「私の殺気に当てられて気絶しましたよ」

ベスト「…
そんなことも出来るのか…

コイツは近頃万引きを繰り返していた奴だよく捕まえたな」

ぐだ男「爆豪君が万引きの光景を見てて…
止めたら銃で撃ってきたんです」

貴女「なるほど…捕まってもいいようにしてたと言う訳ですか
彼をどうします？」

ベスト「警察に引き渡す」

貴女「ごもっともな意見ですね」

事件という事件はこれだけで、気づけば職場体験は終わりの日を迎えた

貴女「爆豪…君のその髪どうなってるんだ」

ぐだ男「そ、その髪型もいいと思うよ!!」

2人は七三にされている爆豪を見てそれぞれの意見を話す

爆豪「うるせぇ殺すぞっ!!!!」

貴女「まぁ、いいんじゃない？」

珍しくこんなことをいった私に爆豪は呆気に取られたあと「気色悪ぃ」と呟く

貴女「顔より髪型に目がいくから
いつもよりは子供に怯えられないだろう」

ぐだ男「ちょ…ちょっとA!!」

爆豪「こっの……クソアマ!!!!」