貴方をお守りする為 Fate×ヒロアカ (ページ44)

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45話ページ44

職場体験の日

私は霊体化を解いた状態で主様の隣に立っている
体育祭のこともあってか私を見る目は好奇心と恐怖の入り交じった感じだ

貴女「…やはり私は霊体化したほうが良いのでは？」

ぐだ男「あー…それはやっちゃダメ……かな？」

何を隠しているのかよく分からないが詮索するのは良くないと感じだ黙って着いていくことにした

貴女「……爆豪と同じなんて最悪ですね」

爆豪「あ？黙ってろクソ女」

貴女「…」

ぐだ男「A、刀抜こうとしない」

新幹線の中私は爆豪の隣に座っている
正直言って霊体化したい

ちなみにお姉様はNO.2の方の所へ行くらしい
主様はNO.3…だったかな？よく覚えてません

ため息を吐きながらも彼から顔を逸らすように窓の外を眺めた

貴女(これなら走った方が良かった
って主様の魔力をバカ食いするからダメですよね)

あれから彼と話すことはなかったが主様は私たちが気がかりなのかチラチラと前から視線を感じたのだった

東京都

ベスト「正直君の事とそこにいる女性の事は好きじゃない」

貴女、爆豪「は？」

ベスト「私の事務所を選んだのもどうせ5本の指に入る超人気ヒーローだからだろ」

爆豪「指名入れたのてめぇだろうが…」

爆豪はイラついているのか顔が歪んでいる

ベスト「まぁ、君のことはどうにかなると思っている…が」

彼は私を見ると何かに縛られた

貴女「!!?」

驚きはしたものの抵抗せずに居ると少し目を見開かれる

ベスト「何故抵抗しない？」

貴女「主様の命がない限り自分勝手な行動は抑えようとしています故
体育祭の件はやりすぎだと自負していますよ」

抵抗はしていないが睨んではいる
相当強く縛られているため痛いのだ

ぐだ男「A…!!
ベストジーニストさん離してあげてくれませんか？」

ベスト「…なるほどなら」

ぐだ男「えっ？」

彼の個性が主様に向かう
私はすぐさま彼の個性をちぎると主様に向かっていた糸を斬り捨てた

貴女「…」

勢いあまり風圧で何枚かのガラスが割れる
私はそんな事を気にすることなく主様の前に立つ

貴女「主様に危険が迫れば容赦は致しませんぞ」

ベスト「なるほど…君が凶暴になるのは彼に危険が迫った時か…

君たちのように凶暴な人間を矯正するのが私のヒーロー活動
敵もヒーローも表裏一体そのギラついた目に見せてやるよ何がヒーローをたらしめるのか」