44話 ページ43
「ん……」
そんな声が聞こえて下を向くとギルガメッシュ殿がゆっくりと目を開けた
貴女「あ…起きましたか？」
髪がギルガメッシュ殿の顔にかかったためどかそうと手を伸ばす
ギル「……エルキドゥ」
手を捕まれ驚いたが彼の友人、エルキドゥ殿と見間違えたんだろうと思い
貴女「大丈夫、僕はここにいるよ」
ギル「……すぅ」
彼は少し微笑むとまた眠りについた
手は握られたままなのでどうすることも出来ない
貴女(さて…そろそろ主様が帰ってくるので移動したいのですが…
起きる気配ありませんしね…どう致しましょう)
考えるもののいい案は生まれず結局主様が帰ってくるまでこの状況は変わらなかった
おまけ
マーリン「おや、珍しいことになっているね」
3人が眠って数十分経った頃マーリン殿が現れた
貴女「御三方は余程お疲れのようですね
ですがアルトリア殿はこの体制大丈夫なんでしょうか？」
アルトリア殿は私の腕にもたれかかっているのだがこの体制はきついと思う
マーリン「大丈夫だろう…多分」
貴女「ならいいのですが…
マーリン殿、今お暇ですか？」
マーリン「え？あぁ暇だよ？」
貴女「もし良ければなのですが
お話し相手になって頂けませんか？」
マーリン「それはお誘いかな？」
マーリン殿は近くの椅子を引っ張ってきて私の前へ座った
貴女「えぇまぁ？」
マーリン(絶対意味伝わってないんだろうなぁ)
貴女「私、花の種類が知りたいです」
マーリン「いいとも
ならまず初めに…」
2人はギルガメッシュが起きる少し前まで花の話で盛り上がっていたとかなんとか…
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会話めっちゃ女子やんby作者
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年9月16日 14時
