43話 ページ42
No side
Aは怖気ること無く2人の殺気が渦巻く目の前へと立った
貴女「ほらほら、お二人共そこまでです
皆さんが怖がっていますよ、殺気をお仕舞いください」
アルジュナ「っ…ですがっ!!」
貴女「昔はどうあれ今はランサー殿も私たちの仲間、意味なく危害を加えることは許しませんよ
それはランサー殿、貴方も同じです」
カルナ「…あぁすまない」
貴女「お二人共落ち着きましたね
っと…これでよろしいですか？」
2人を落ち着かせぐだ男達を見るA
ぐだ男「もう…俺のサーヴァント(A)が有能すぎて辛い…」
ぐた子「あの顔で強くて制裁出来るとかもうなんなの？
教えてAマッマ」
貴女「まっま？」
私が呼び出されたのは止めるためだけのようだったのですぐさま帰り少し不機嫌なギルガメッシュ殿に謝った
アルトリア「あ、居ました
A、私とジャックでお茶をするのですがっ!!!!」
アルトリア殿が部屋の中に入り私のことを見て驚きの声を上げる
貴女「しぃー…少し前に眠られたんです
疲れているようでしたのでもう少し寝かせてあげようと思っていますのですみません…」
私は今動けないのだ
私の膝で規則正しい寝息を立て眠っているギルガメッシュ殿が居るから
アルトリアはゆっくりと私の隣に座るとギルガメッシュ殿を凝視
アルトリア「驚きました…アーチャーがここまで気を許す方が居るとは…」
流石ですねと笑うアルトリア殿に「流石？」と疑問に思うが悪い気はしなかったのでお礼を言った
ジャック「Aさーん
って何やってるの？私もやるー!!」
そう言ってジャックは私の足元に来ると眠り始めた
貴女「ジャッ、ジャック殿ここで眠られると風邪を引き…ってもう眠って
ってこちらも!!?」
アルトリア殿もいつの間にか眠っていて、いくら梅雨の時期と言っても寒いだろう
貴女「…」
キャスターへとクラスを変更し式神を使って掛布団を持ってこさせると3人に掛けた
1人が目を覚ますまであと3時間
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年9月16日 14時
