39話 この話長ぇなwww ページ38
貴女「……終わり？」
ボロボロになり立ち上がることもできないネロ達に対し彼岸は余裕なのか一人立っている
シェイクスピア「なんという……強さ…
吾輩…もう」
パタッと倒れたシェイクスピアを横目に槍を杖にして立ち上がったディルムッドに疑問をもった
彼も不思議そうな顔をして槍を回すと自分に向け
貴女「っ!!クソっ!!!!」
既のところで槍を弾き飛ばす
ディル「な…何故だ、マスター!!!!」
貴女「自害に追い込もうとは…
ネロは帰らされたか
お前ら3人は捨てられたってところだな」
3人「!!?」
槍を構えるトリスタンと首を締めようとするディルムッドの頭を掴み地面にぶつける
貴女「大人しくしてろ、死にたいのか
そうだな……立香、お前ならどうにか出来るだろ」
ぐだ子「え…？私？」
貴女「お前以外に誰がいる
令呪はまだ3画残ってるだろ？
お前のサーヴァントにさせろ」
ぐた子「でっ…でも「しないと言うなら私がここで3人を座に返す」…」
ぐた子は地面に下ろしてもらい彼岸たちに近づく
ぐた子「ディルムッド、トリスタン、シェイクスピア
令呪を持って命ずる、私のサーヴァントになれ」
3人「っ!!!!」
ぐた子の令呪が消え彼岸は2人から手を離した
貴女「成功、したみたいだな
じゃあ私は帰「待って」なんだ」
ぐた子「あ、ありがとう!!」
貴女「…勘違いするな小娘
私はお前らの為にやったわけじゃない」
ぐた子「え？」
ぐた子は彼岸をじっと見る
その純粋な瞳に彼岸は顔をすこし歪めるが
貴女「私は、Aの苦しむ姿を見たくないから助けたまで
まぁ、お前らが悲しむことをアイツは嫌うからお前が悲しまないようにしたまでだ」
ぐた子「!!」
貴女「もういいか？
私は帰るぞ」
そう言って彼岸を闇のようなものが包み消える頃にはAが立っていた
貴女「暴走しなかったみたいですね…
良かった……」
ぐた子「〜っ!!!!A!!」
貴女「おわっ!!お姉様!!?」
突然抱きついたぐた子に驚くものの優しく抱きしめるA
緊張が解け我慢していたものが溢れたのかぐた子は声を出して泣いた
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年9月16日 14時
