34話 ページ33
No side
「さぁ!!いよいよラスト!!
雄英1年の頂点がここで決まる!!
決勝戦……ってどっちも同じ名前じゃねぇか!!
藤丸立香VS藤丸立香!!!!」
貴女「お手柔らかに、アサシン殿」
燕青「手ぇ抜いたら絞められるの俺だから嫌」
「スタート!!!!」
貴女「嘆け…」
立ち止まったままAは横に刀を振ると炎が現れる
燕青「よっ…とぉ」
軽々と上に飛び避けた燕青はA目掛けて足を振り下ろすがAも同様に後ろに避けた
足はフィールドにぶつかりそこから亀裂が入りほぼヒビが入ってしまう
「なっ…!!?人間技じゃねぇ!!!!!!」
燕青「あらよっと!!」
燕青はAに回し蹴り(避けてる)をしたあと殴りかかる
燕青「避けてるだけじゃ勝負はつかねぇぜ？
ルーラー」
貴女「えぇ、理解しています
だから……!!」
燕青「えっ？」
Aは燕青の横を通り過ぎるとぐだ男の元へ走った
「おおっと!!?奇行に走ったか!!?」
ぐだ男「ど、どうし!!?」
ガキィンッ!!!!
「……流石Aですね
気配感知が人一倍ある」
ぐだ男「え…？ディル…ムッド？」
燕青「おいおい…」
ディルムッドの後ろにはシェイクスピア、トリスタン、ネロクラウディウスが立っている
ネロ「人理を救った奏者よ!!
再会して色々話したいこともあるが…
今は無理そうだ、余のために死んでくれ」
剣を構えるネロにぐだ男は青ざめる
トリスタン「私たちの目的はただ一つ
藤丸立香、貴方の命…ただそれだけです」
ぐだ男「ちょ…ちょっと待っ」
ぐだ男が話そうとした時剣を止めているディルムッド以外の敵が木のようなものに縛られた
シンリン「大人しくしてもらおう」
ネロ「…ふむ、余はこんなもので捕まえられるような器ではないぞ!!」
ブチッ!!と音がしてネロ殿が引きちぎる
トリスタンは矢を構え
「ポロロン…」
貴女「っ!!アサシン!!!!」
燕青「よしきた」
燕青はシンリンカムイを掴むとその場から距離をとった
シンリン「なっ!!離せ!!!!」
燕青「俺も男を抱き上げる趣味はねぇよ」
距離をとって下ろすとシンシンカムイが立っていた場所は音を立てて崩れ落ちた
貴女「2人は…少しキツイかな」
燕青「俺の相手はお前か？」
貴女「お手柔らかに、ネロ殿、ディルムッド殿」
燕青「さくっと殺してやるよ騎士様？」
貴女、燕青「マスター(主様)、指示をお願いします」
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年9月16日 14時
