貴方をお守りする為 Fate×ヒロアカ (ページ4)

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4話ページ4

学校に着くと主様はお姉様と別れ1人教室の隅で過ごす

「ふ、藤丸君!!
おはよう」

主様に話しかけるのは彼くらいだ

ぐだ男「…あぁ、緑谷君おはよう
息切れしてるね？またヒーローに会ったの？」

緑谷「そうなんだ!!
今日は～」

彼の話を優しく微笑みながら聞く主様
そうこうしているうちにチャイムが鳴り緑谷殿は席につかれた

先生「えー、お前らも3年ということで…
本格的に受験を考えていく時期だ
今から進路希望のプリントを配るが!!

皆!!だいたいヒーロー科志望だよね？」

その言葉にクラスは個性で溢れかえり騒がしくなる
主様を横目で見るものの興味なさげに外を眺めていた

先生「うんうんっ!!
みんないい個性だ!!でも校内での個性発動は禁止だよ!!」

「せんせぇ!! 皆とか一緒にするなよ
俺はこんな没個性共と仲良く底辺なんざいかねーよ」

彼は爆豪勝己、中学入学早々に主様の事を「無個性」と馬鹿にした彼だ
あの時は本気で「殺そう」と思ったよ

先生「あー…確か爆豪は雄英志望だったよな

あ、そういや緑谷と藤丸もか？」

彼は高笑いをやめ固まる
だがクラスはさっきよりも激しく笑いで溢れた

貴女「っ…」

ぐだ男「ダメ」

霊体化をしているはずなのに主様は私の手に触れた

爆豪は緑谷殿に何かを言ったあと主様の所にも来た

爆豪「おい」

ぐだ男「何かな、爆豪君」

主様はニコリと微笑むが彼は主様の胸ぐらを掴み無理やり立たせた

貴女「きさm「A」…」

霊体化を解こうとしたが主様に名を呼ばれ押し黙る

爆豪「…てめぇ誰と話してんだ？
Aって誰だよ」

ぐだ男「俺そんなこと言った？
まぁ、それは置いといてさ、どうしたの？」

爆豪「……雄英受けんじゃねぇよ
何の力も持たねぇお前が俺と同じ土俵に立てると思うなよ」

掴んでいた手を振り払うように彼が離すと主様は物凄い音を立てて座った

貴女「……」

私は……彼が嫌いだ