26話 ページ26
体育祭当日
No side
メディアなどが集まり観客席は人で埋め尽くすなか入場前の生徒達はクラスごとに分けられた控え室に集まっていた
轟「緑谷」
爆豪「おい藤丸」
緊張しつつもザワザワとしていた中彼らの声が重なり静まる
轟「客観的に見ても俺の方が実力は上だと思う」
爆豪「てめぇには個性がなけりゃ俺よりしただと分かってる」
轟「お前、オールマイトに目かけられてるよな
別にそこ詮索するつもりねぇが…お前には勝つぞ」
爆豪「だからてめぇ最初から個性使えや
使った上で俺の方が上って事知らしめてやんよ!!!!」
上鳴「おぉ!!!!クラス最強の2人が宣戦布告か!!?」
爆豪「どうせてめぇも聞いてんだろ!!黒女!!!!」
貴女「…」
姿を現したとたん胸ぐらを捕まれ顔を近づけられる
彼の方が身長高く少し息苦しいが今はそんなことどうでもいい
爆豪「今日ここでてめぇを潰す
その首洗って待ってろ」
突き放されるように離されたため少しよろける
手を出さなかった私を主様は褒めてくれるだろうか…
ぐだ男「…A、顔が物凄く不機嫌だよ」
貴女「主様……彼と戦う事になれば私をお呼びください
そんな口二度と開けないよう「実力の差」と言うものを知らしめます故」
ぐだ男「ひぇ……」
いい笑顔…と何処からか聞こえたが私は再度霊体化して彼らを見守る形になる
これから起きる波乱をまだ、この時は知りもしなかった
入場となり選手宣誓は爆豪だと言う
貴女(総合1位は彼なのか…)
まぁ、運動は人間と比べれば上の方
頭も悪くないから当たり前と言えば当たり前なんだろうが
彼は「俺が1位になる」と堂々と発言し周りからブーイングを貰っていた
煽ることしか知らないな…彼
ミッド「さーてそれじゃあ早速第1種目行きましょう!!
いわゆる予選よ!!
毎年ここで多くの者が涙を飲むわ!!
さぁ!!第1種目は!!!!「障害物競走」」
ミッド「計11クラスでの総当たりレースよ
コースはこのスタジアムの外周約4キロ!!
我が校は自由さが売り文句!!うふふ…
コースを守れば何をしたっていいわ
さぁさぁ位置に着きまくりなさい…」
ぐだ男「…A、俺が呼ぶまで出てこないでね
自分の実力を知りたいから」
貴女「了解しました」
スタートの合図がなり「狭いゲート」で詰められている主様達
ぐだ男「っ…ふっ!!!!」
潰されながらも主様は進み始めた
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年9月16日 14時
