14話 ページ14
講評の時間、私は彼らにダメだししかしていなかった
貴女「まず、爆豪の行ったことはただの暴力
仮説でしかありませんが、彼を力でねじ伏せ自分の方が強いという事を確認させようとしている
緑谷殿に至っては自分は二の次で核の回収という考えだけで周りの影響を考えていない
あれでは敵味方共倒れです
残りの2人は見ていないので分かりません…が」
爆豪「…んでてめぇに言われなきゃいけねぇんだよ!!」
両手を爆破させて向かってきた彼の腕を掴み背中に回す
貴女「これだから餓鬼は…」
オール「ふ、二人共…」
爆豪「つーか!!なんで俺は呼び捨てなんだ
あぁ!!?」
貴女「私は何度も言うように貴方のことが嫌いです
そんな人の子に敬意を示すなど無理です」
手を離せば痛かったのか肩を抑えて私から離れた
貴女「まぁ、彼らにも問題はあります…が
何故貴方は止めさせなかったのですか？
危険な事と分かっていたはずでしょう？」
オールマイトと呼ばれる人物を見れば「すみません…」と目をそらされ謝られた
貴女「…今回はこれで済んだものの
次はどうなるか分かりませんよ」
はぁ、とため息を吐き主様の隣に戻った
場所を移して訓練が再開する
興味はなかったものの主様の側から離れるわけにもいかなくなったためボーッと眺めていた
放課後 Noside
切島「あぁ!!藤丸!!」
ぐだ男「？」
帰り支度を終わらせ鞄を肩にかけていたぐだ男は不思議そうに切島を見た
ぐだ男「何かな？」
切島「これからクラスで今日の反省会するんだよ
お前も一緒に「立香ー」んぉ？」
ぐだ子「あ、居た居た
帰ろ？」
上鳴「え…？藤丸もう彼女でき「双子の姉だから」うっそ!!?」
ぐだ子「お、早速友達出来たんだね!!
姉さん嬉しいぞ!!」
ぐだ男の首に腕を回し抱きしめる
ぐだ男「ね、姉さん苦しっ…」
峰田「ｷﾞﾘｷﾞﾘ……姉弟だからってなんでも許されるってか!!?」
ぐだ子「んぁ!!今日ハンバーグだよ!!
早く帰らなきゃ!!
じゃあねA組の皆!!」
ぐだ子に手を引かれバタバタと教室を出たぐだ男に皆は反応出来なかった
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作者名：水菜目
| 作成日時：2018年9月16日 14時
