貴方をお守りする為 Fate×ヒロアカ (ページ12)

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12話ページ12

次の日からは普通授業となんら変わらない生活を午前は送り…
午後はヒーロー科にだけある特別授業だそう

「わーたーしーが!!
普通にドアから来た!!!!」

大きすぎる声量とド派手な登場に主様以外の生徒は反応する
ちなみに私は彼が人気なのかよく分かっていない

オール「ヒーロー基礎学!!
ヒーローの素地を作るため様々な訓練を行う科目だ!!

早速だが、今日はこれ『戦闘訓練』」

コスチュームに着替え指定された場所へ移動しろと言われ彼らは胸を弾ませながら更衣室へと向かった

貴女「…主様はカルデアの衣装なんですね」

グラウンドに移動途中、私は霊体化を解いて主様の少し後ろを歩く

ぐだ男「うん、皆と人理を救った思い入れある衣装だからね」

貴女「!!」

主様はそう言ってニコッと笑うと「これからもよろしく!!」と私に手を伸ばした

貴女「こちらこそ…この命尽きるまで貴方に…」

説明が行われ2人1組
主様が引いたのは星が描かれたボールだった

ぐだ男「…？」

オール「あぁ、それは今回は審判役になってもらおうと思って
皆の訓練を画面じゃなくてその場で感じて欲しいんだ」

ぐだ男「あぁ…なるほど
ルーラーの立ち位置か」

貴女「ならばこちらが適任ですね」

隣でキャスター姿で話を聞いていたAは一回転すると黒の軍服姿へと変わる

「は、早着替え…？」

そんな言葉が聞こえたものの無視

オール「審判役はヒーローチームにも敵チームにも手出しはダメ
もしもの時はこっちで指示を出すからね!!」

貴女「すみません」

Aは手を挙げオールマイトに歩み寄る

貴女「主様を危険な場所に居させたくないためビルの外に居させる事は可能ですか？」

オール「え、審判役…」

貴女「審判役なら私が、私のクラスはルーラーです」

オール「え？……え？」

ぐだ男「A!!オールマイトさん困ってるから!!!!」

腕を引かれ後ろに下がる私は腑に落ちないがこれ以上勝手な行動も出来ないため大人しく引き下がった