11話 ページ11
全種目終了
順位が現れ、私達は2位となんとも言えない結果だ
相澤「ちなみに除籍は嘘な」
彼のその言葉にみんなは反応するが私にとっては本当だろうが嘘だろうが関係ない
貴女「主様」
ぐだ男「ん？」
私はみんなが見ていることなど気にせず主様の前に跪き
貴女「重なる御無礼、勝手な行動をとってしまい申し訳ありません
貴方の気が済むのであれば喜んでバツを受けましょう」
ぐだ男「…いいよ、罰なんて
それにAには沢山助けられてるし!!
これで±0!!」
貴女「!!
……主様貴方は優しすぎます
ですが、ありがとうございます」
頭を下げ
貴女「…少々疲れました
アヴェンジャーと変わりますね」
霊体化した私はアヴェンジャー殿と変わり、一足先に家へと戻った
No side
Aが消えてすぐ、ぐだ男の周りには人が集まった
「どんな個性なの!!?」
「彼女めっちゃ強え!!
てか美人じゃね？紹介してよ!!」
「彼女って…」
「何をしている共犯者よ」
低いその声に皆の食いつきに驚いていたぐだ男までも驚く
そりゃそうだ、ぐだ男の足元、影から姿を現したのだから
「え…誰？」
ぐだ男「え、エドモン」
「キャスターから変わってくれと言われて来てみれば…」
ぐだ男「あ、後で説明するから!!」
エドモンの服を引っ張りその場から逃げたぐだ男はクラスでも1目置く存在となった
巌窟「それで…良かったのか？
隠したかったんだろう？」
その日の帰り道、状況を話したぐだ男は「そうなんだよね」と答えた
巌窟「…そもそもの問題、共犯者は何故俺たちのことを隠すんだ？」
ぐだ男「そりゃ……イケメンと美女は自分だけのモノにしておきたいじゃん!!!!」
予想外の発言に豆鉄砲を食らったような表情をするもののいつものように笑い
巌窟「お前はそういうものだったな」
とぐだ男の頭を撫でた
巌窟(キャスターの考えすぎなのだろうか…)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水菜目
| 作成日時：2018年9月16日 14時
