吉田と偶然 �� ページ3
＿＿
店長「高校からで、学校の体育館が工事中らしいから、今日から1週間ここの体育館借りたいってよ。」
「ふーん」
そう言えば、うちの高校も工事中だったような気がするけど
偶然ってあるもんだなー。
店長「ふーんじゃねぇよ。
良かったな？お望み通りやること増えたじゃねぇか！」
「いや、私帰りますから」
店長「ん？なんだって？」
「だから私、((」
店長「なんだって？」ﾆｺｯ
「……何部ですか…」
店長「飲み込みが早くて助かるよ〜」
あー怖すぎ…死ぬかと思った…
なんなのこの人の笑った時の顔の怖さ。
次逆らったら死ぬんじゃない？
店長「バレー部だ」
「…………ん？」
今の聞き間違いだよね。
「あーじゃあ鏡出しときますね。あと床もきれいにして、あとスピーカーとかもいりますかね。」
店長「バレエなら、そうしてもらいたいな」
「じゃあ準備してきまーす」
ｶﾞｼｯ､
店長「バレエ、ならな？
俺が言ってんの、バレーな？バレーボール、わかる？」ﾆｺ
「……はい…、」
……なんで今日わざわざ早く来たりしたんだろう…
今日予約の予定無かったから皆ほとんど夜出勤だし…
そう思いながら、体育館へと、重い足取りで向かったとさ。
店長「あいつも、そろそろ前に進ませてやらねぇとな…。」
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「よーし何からしようかなー」
無理やりでもテンション上げてこー
まずは床、窓、壁の掃除と、
ネットたてて、ボールの空気入れて、水道の矢印の紙貼るくらいかな？
ちゃっちゃと済まそ。
数十分後＿
「うし。できた！これであとは部屋で待機して、」
？？「あのーすみません、ここって合宿所で合ってますか？」
準備も終わり、店長の所に戻ろうとすると、1人の男の人に声をかけられた。
「え、あ、はい、！」
すんごいトサカだ…
？？「あ、よく言われますー」
え？私今声に出てた？？え？？出てないよね？？言ってないもん、え、…言ってた？
？？「今日突然来させてもらうことになったんですけど、監督達が急遽職員会議ですぐに来れないみたいで」
「あ、それなら、ここに学校名とサインお願いできますか？」
そう言ってペンと紙を渡した。
＿＿
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作者名：師匠 | 作成日時：2024年3月15日 17時
