五十一話 ページ4
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暗い場所、私の足音が響く。
中央に向かって伸びる階段の先には二人の門番が立っていた。
「‥ドン-アルルエル-エルカ-フルグシュ!貴方との対戦を願いたい!」
あぁ、言葉遣いも習っておけば良かった。
何かすごく偉い人なんでしょ?
名前だけ知ってるよ。
教えてもらったもの。
ア「‥よく来てくれた、新しき友よ」
「初めまして、ドン-アルルエル。私はAと申します」
スカートの裾を持ち上げて、一応丁寧であろう挨拶をする。
ドン-アルルエルって人じゃなかったのか。
でもあれだけややこしいルールだと、頭がもたないのか。
ア「それでは早速始めよう」
階段を上り、二人の異形門番に会釈する。
勿論、返してくれることはない。
部屋は不思議なところだった。
まるで、私の元いた場所のような。
盤のある椅子につく。
向かいにドン-アルルエルがつき、聞いてきた。
ア「聞こうか。お前は何を求める」
「‥私は‥
私の無くした記憶が欲しい」
ア「その願いは、その記憶の内容によって時間が左右されるが、人類が耐えられるか?」
「私は元々人類じゃないもの。何十時間だって対戦するわ」
ドン-アルルエルは少し黙って、私と目を合わせたようにした。
ア「面白い‥A、と言ったか。面白いモノを落としていった」
「それで、何時間になりそうですか?」
私に告げられた
ア「_______________53時間」
背筋に汗が垂れたのと同時に、駒が動き始めた。
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酒夜月(プロフ) - ししょーさん» だから、困った時は助け合いましょう!分からない事がありましたら私だってししょーさんに聞きますし、答えられる事があったら私だって力になります!だから、いつでも頼ってください!! (2018年1月6日 18時) (レス) id: 5d4c43be81 (このIDを非表示/違反報告)
酒夜月(プロフ) - ししょーさん» いえ、私もししょーさんと同じ夢小説の作者です。同じ作者の人がこんな事を言われていたらフォローしたくなります!!それに、人を助ける事は私にとっては当たり前の事です!!(^_^) (2018年1月6日 18時) (レス) id: 5d4c43be81 (このIDを非表示/違反報告)
ししょー(プロフ) - 酒夜月さん» フォローありがとうございます。今回の事は私の不注意が招いたことなので、あまり心配しなくても大丈夫ですよ。今後ともよろしくお願いしますね。 (2018年1月6日 18時) (レス) id: 23ac3f6a39 (このIDを非表示/違反報告)
ししょー(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます。不快な思いをさせてしまいすみませんでした。今後はより一層の注意を払って投稿しますので、どうぞよろしくお願いします。 (2018年1月6日 18時) (レス) id: 23ac3f6a39 (このIDを非表示/違反報告)
酒夜月(プロフ) - 、さん» それなら私だってそうですし、外し忘れる事だってありますよ?ししょーさんなどの作者さん達は忙しい中…急いで皆さんに待たせないように送ってくれているんですから、多めに見てあげてください…!! (2018年1月6日 16時) (レス) id: 5d4c43be81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ししょー | 作成日時:2018年1月6日 12時