四十八話 ページ1
-レオ side-
レ「わ、えっ?」
ネ「あわわわわー!!!」
「へへー、逃げてきちゃった」
空なんか、落ちたことしかなかった。
初めて空をとんだ。
ネジなんか僕よりも重いと思う。なのにAは軽々と持って、空を悠々と飛んでいる。
レ「えと、どこに行くつもり‥?」
「んー、ちょっとそこまで」
ネジはというと、硬直していた。
‥軟体動物の癖に。
Aは僕らを川の見える店の前に下ろした。
レ「よかったの?ファンとか置いてきちゃったんだろ?」
「いいの、せっかくレオとネジと一緒に昼御飯楽しんでるんだもん」
ネジに同意を求めるように、"ねー"と顔を合わせる。
ネ「Aちゃんの声、すごくかっこ良かったよ!!それに、空も飛べるんだね!!!」
既に興奮状態だ。
バーガーを目の前に何十個並べた時よりも凄いかもしれない。
レ「落ち着けって、お前尋常じゃない顔してるぞ」
「ははっ、大丈夫だって、ありがとうネジくん」
コロコロと笑う彼女はネジの心を固く掴んでいた。当分はバーガー奢らなくても大丈夫かな。財布寂しかったし。
レ「当分はバーガー奢らなくても大丈夫そうだな」
ネ「な!それはないよレオくん!!僕はレオくんも大好きだよ!」
三人で笑いながら歩き始めた。
久々にこんなに笑い合えた気がする。
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酒夜月(プロフ) - ししょーさん» だから、困った時は助け合いましょう!分からない事がありましたら私だってししょーさんに聞きますし、答えられる事があったら私だって力になります!だから、いつでも頼ってください!! (2018年1月6日 18時) (レス) id: 5d4c43be81 (このIDを非表示/違反報告)
酒夜月(プロフ) - ししょーさん» いえ、私もししょーさんと同じ夢小説の作者です。同じ作者の人がこんな事を言われていたらフォローしたくなります!!それに、人を助ける事は私にとっては当たり前の事です!!(^_^) (2018年1月6日 18時) (レス) id: 5d4c43be81 (このIDを非表示/違反報告)
ししょー(プロフ) - 酒夜月さん» フォローありがとうございます。今回の事は私の不注意が招いたことなので、あまり心配しなくても大丈夫ですよ。今後ともよろしくお願いしますね。 (2018年1月6日 18時) (レス) id: 23ac3f6a39 (このIDを非表示/違反報告)
ししょー(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます。不快な思いをさせてしまいすみませんでした。今後はより一層の注意を払って投稿しますので、どうぞよろしくお願いします。 (2018年1月6日 18時) (レス) id: 23ac3f6a39 (このIDを非表示/違反報告)
酒夜月(プロフ) - 、さん» それなら私だってそうですし、外し忘れる事だってありますよ?ししょーさんなどの作者さん達は忙しい中…急いで皆さんに待たせないように送ってくれているんですから、多めに見てあげてください…!! (2018年1月6日 16時) (レス) id: 5d4c43be81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ししょー | 作成日時:2018年1月6日 12時