【設定集2】聖F学

【備考】ウジェニー ページ23

備考：
そこそこ有名な貴族の娘。現在は兄が一人いる。
だが、実家は現在没落貴族一歩手前という崖っぷちな状況。家を再建させるために奔走している。
原因は領地の経済難に加えて、両親が兄を甘やかしすぎたからである。
財産の底が見え始めようやく焦り出した両親と兄を見て堪忍袋の緒が切れた。
学園では魔法の勉強に加え、経済学など少しでも復興の足しになりそうな分野を学んでいる。
兄の事は心底嫌っていて、話題に出すのすら厭うレベル。


先輩後輩同輩関わらず、誰に対してもツンツンした態度を崩さない。
人に素の態度を見せる為には、上から目線な態度と根気強く付き合う必要が有る。
それなりに信頼した人に対しても毒舌は健在だが、少しは甘える様になるはず。
かなり余裕が無い為、精神的に不安定になっている時には他人に強く当たってしまうなど、未熟な面も多々見受けられる。
だいぶ捻くれてしまっているため、素直に褒められても遠まわしな嫌味だと認識してしまう事も。
それ故に冗談が通じず、激昂して感情の赴くまま行動してしまう事も少なくない。
それでも、人前で涙を流す事だけは絶対にしない。

性格にだいぶ難ありだが、貴族なだけあって礼儀作法は完璧。
社交ダンスやピアノなど多くのものを嗜んでいた。現在はそんな暇もないが。
部活にも入らず猛勉強しているためか成績はかなり優秀。しかしペーパーテストの点など所詮自身の力を表す数値でしかなく、あまり気にしていない模様。
根を詰め過ぎて倒れることが年に数回あり、その際には数少ない友人などに介抱して貰っているらしい。
冬休みにも休む事は無く、とにかく再興のために色々と努力している。
実家の存亡が自身に掛かっているからか、悪夢にも魘される日もあるのだとか。

表では気丈に振舞っているものの、元々繊細な性格故に他人の言葉で付いた傷は確実に彼女の胸に蓄積している。
最近は稀に無意識に魔法を発動してしまう事もある様子。

神様の事はほぼ周りに流される様な形だが信じている。声が聞こえる人もそこそこいるので余計に信じやすくなっているのかもしれない。
しかし縋ったりなどはしない。なぜなら自分自身しか実家を立て直せる人間はいないのだから。
それとは別に家を没落寸前まで追い詰めた家族一同に罰を与えて欲しいとは思っている様子。

【関係】ウジェニー→←【ヴェルテカレッジ4年生】ウジェニー=スコッツ

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