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徳田先生が持ってきた手紙に書かれていたのは私が復讐の為の一歩目として司書になった目標だった。
司「初めまして、私この図書館の司書ですわ。」
辻「存じております。
私は異能特務課の辻村深月です。
この度は異能特務課の拠点として図書館を使うことに賛同して頂きありがとうございます。」
青い髪の彼女は、書類に書かれていたこと通りの内容を伝えて来た。
異能特務課の拠点となれば、異能特務課に近付くことは出来る。
勿論、本当の狙いは別なのだから。
異能特務課はその為の踏み台だ。
辻「あの、上からの伝言なんですが、」
司「はい。」
辻「これから警備の為に異能特務課の者が多く出入りしますので、出来るだけ表に出す先生方は少なくして欲しいとのことです。」
司「わかりました。」
そのように手配します。と返事をすれば、彼女は帰っていった。
さぁ、これからが醍醐味だ。
まずは、彼等の異能から取っていこう。
取る方法は分かっている。
徳田先生を使えば良いのだ。
司「だって、ここはもう既に本の中ですもの。」
もうこの図書館に用はない。
そして、用があるのは先生方。
今はまだ私のアルケミストとしての力だけでこの世界に存在があるだけなのだ。
この世界で一個体として完全になるには、
司「異能力者の異能が必要ですわ。
それさえあれば、此処の先生方も探偵社やポートマフィアと互角に渡り合える立派な完全体になれますわ。
さぁ、徳田先生?
この世界では貴方は異能者。
存分に奮ってくださいまし?」
秋「わかったよ、司書さん。」
さぁ、始めましょうか。
憎むべき異能者共を蹴散らさなくては。
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悠歌(プロフ) - ゼロさん» ですよねぇ。では、前任の司書の方を「前任」で表記します。ご指摘ありがとうございました! (2018年4月15日 19時) (レス) id: b1dbb71ad3 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - 司書さんの区別を付けた方が良いと思うのですが...どうでしょうか。 (2018年4月14日 19時) (レス) id: 8a8cf15df7 (このIDを非表示/違反報告)
悠歌(プロフ) - ゼロさん» ありがとうございます!更新遅いですが、よろしくお願いします! (2018年4月5日 15時) (レス) id: b1dbb71ad3 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - とても面白いです。続きが気になります。 (2018年4月4日 3時) (レス) id: 8a8cf15df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠歌 | 作成日時:2018年3月22日 22時