【鬼滅の刃】氷使いの初恋物語

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柱合会議で、裁判にかけられた市松模様の羽織を着た男の子は、妹を刺されての怒りで、風柱様に頭突きをした。

私だったら、怖くて出来ないけど。あの子はすごく妹想いの子なんだろう。

実｢てめェェ……ぶっ殺してやる!!｣

風柱様が、男の子に殴りかかろうとしたとき、

ご｢お館様のおなりです！｣

ご息女の声が聞こえて、私たちは全員は庭に片膝をついて、頭(こうべ)を垂れた。


炭治郎said

お館様が、禰豆子の存在を認めてほしい、と言ったとき、当然のことながら柱の人たちは首を縦に振らなかった。

すると、

お｢では、手紙を｣

ご｢はい｣

かたわらにいた、少女に声をかけた。

ご｢こちらの手紙は、元柱である鱗滝左近次さまからいただいたものです。一部抜粋して読みあげます。｣

炭｢！！｣

『……』

＿＿＿炭治郎が、鬼の妹とともにあることを、どうかお許しください。

禰豆子は、強靭な精神力で人としての理性を保っています。

飢餓状態であっても人を喰わず、そのまま二年以上の歳月が経過いたしました。

にわかには信じがたい状況ですが、まぎれもない事実です。

もしも、禰豆子が人に襲いかかった場合は、

ご｢竈門炭治郎および、鱗滝左近次、冨岡義勇、雪村海音が腹を切っておわびいたします。｣

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