君に届きますように２ (ページ13)

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緑の人ページ13

ガラス張りのお風呂なんて初めてて、
緊張するけど、なんか贅沢な感じ～っ

サッとシャワーを浴びてお風呂を出る。

バスタオル巻いてっと……

━━ｶﾞﾗｯ

？！

と「え、あ、待って、ごめんっ」

「～～～ｯ」

いきなりドアが開いたと思ったら、
としみつくんだった。

すぐ閉められたけど、間違いなく見られたよね？！
いや、でもバスタオル巻いてたし、、
よかったぁ、、お風呂に入ってる途中じゃなくて。

あれ、え、鍵閉めたよね、、ん？！
いや、閉めてない……閉めてない！！

と「Aちゃん、ほんとごめん。悪気はない！今来たとこでほんっと、入ってすぐ脱衣場来たからお風呂入ってること知らなくて」

ドア越しに聞こえてくるとしみつくんが本当に申し訳なさそうに言ってくるから、私も申し訳なくなってくる…

そりゃ、いつも男の子しかいない家なんだから何も気にしないで入ってくるのが普通だろうし。
私も鍵かけなかったのが悪いんだから、、

「大丈夫ですよ！！私こそ、鍵かけてなかったの悪いし……こちらこそ醜い姿をお見せして、、すいません」

とりあえず、パッと着替えてドアを開ける。

「着替えたのでどーぞ！」

と「あ、ありがとう。Aちゃん、髪の毛乾かすでしょ？ここ広いし」

「あ、じゃあ、お言葉に甘えて、、」

すぐ出ていこうとしたんだけど、
としみつくんにそう言われたら乾かすしかない。。