ab ページ29
『何』
「キルアにも才能はあるだろうけど、君の方が才能があるんじゃないのかい？ソルイ♣」
「オレも昔はそう思ってた。だけど、母さんや父さんは猛反対だったんだ。」
あぁ。
そうだっけ。
私自身継ぐ気はないからいいんだけどね。
『ヒソカはその理由が知りたいんでしょ？』
「あぁ♠」
「女だからじゃないの？」
ド直球だな、おい。
『それも間違いじゃない。母さんたちは表向きの理由をそうしているからね。』
イルもそう聞かされていたはずなのだ。
勿論、私も。
でも、随分前、聞いてしまったんだ。
『教えたくはないし……ヒントをあげよう』
「当ててみろ…と？♦」
『私とイルの違い…これがヒント。性別とか容姿とかではない、もっと別のこと。そうだよ、ヒソカ。当ててごらん？』
私には、イルに出来て、みんなに出来るのに出来ないことがある。
勿論、意識すれば出来るけど。
「イルミと君の違い……」
おい、いつもの口調は何処行った。
そんなに真剣に考えることか？
『適当に考えといてよ。私からはもう何も言わないからさ』
「姉さんと俺……」
だから、考え込み過ぎるな。
『おーい、お二人さーん。』
「「……」」
ダメだこりゃ。
意識が蚊帳の外だよ。
私寝ようかな。
本当はそのつもりだったし。
『試験に支障のないように。じゃ、おやすみ』
私はベンチに横になった。
睡魔には勝てないな…なんて思わないが、寝ることにしよう。
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W,R 芽生(プロフ) - とても面白いです！早く続きが読みたいです。更新頑張ってください(*´ω｀*) (2018年5月6日 9時) (
レス) id: 62dd674ff6 (このIDを非表示/違反報告)
アルブラッド(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！とても光栄です(≧∇≦) (2018年4月5日 19時) (レス) id: aab53ad4fe (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ(プロフ) - ストーリーはさることながら、夢主が格好いい!サーカスの回で惚れました( 〃▽〃) 更新楽しみにしてます! (2018年4月4日 16時) (レス) id: 25f8135882 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルブラッド | 作成日時：2018年4月2日 20時
