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aa ページ28

『ゴン、まだ試験あるからね』

一応、そう忠告しておく。

「うん!わかってる!っていうか、ソルイ起きてたんだ。」

『結構前からね。……ん?』

「どうしたの?」

『………いや、何でもない。』

キルが人を殺した。
円を使えば一目瞭然だ。
やっぱりキルには明るすぎたのかな
死体処理、どうしようか。
あ、添乗員の人がやってくれた。
ならいいか。

キルはどうせ、殺しても取りたくなるから、逃げたのだろう。
私でも殺せない奴をキルが殺せるわけないのだが。

まあ、そこは教えないということで。

・・・・・・・・・

「今!右手使ったでしょ!」

「あ、うむ。」

「ぃやったあー!!勝ったあーーー!」

ゴンはそのままパタリと寝てしまった。
右手使わせるゲームじゃないんだから。

「もしもし、機長」

ネテロは機長に電話しているようだ。
と、飛行船のスピードが遅くなる。

『相変わらずですね』

「…何がじゃ?」

『いえ、では。』

私はゴンを起こさないように部屋から出た。
さて、どうしようかなあ。

・・・・・・・・・

私はゴンたちが夜景を見ていたところに来た。
やっぱりここは誰もいない。
ベンチに座るとひんやりとして、少し寒いと思った。

『はぁ……』

「どうしたの?姉さん」

『あぁ、イルか。』

「だから、ギタラクルだって。」

『はいはい』

誰もいない、私たち以外は。

もう森の上を通っているのだろう。
眼下の景色は殆ど黒に包まれて見えない。

「姉さん。オレは認めないよ。キルに友達なんて。」

『でしょうね』

イルがどう思おうと、私の意見は変わらない。
というか、私にとってゾルディック家はそんなに大きな存在じゃない。

「一つ聞いてもいいかい?」

お前まで来たのか。

「やあ♥」

……ヒソカ。

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W,R 芽生(プロフ) - とても面白いです!早く続きが読みたいです。更新頑張ってください(*´ω`*) (2018年5月6日 9時) (レス) id: 62dd674ff6 (このIDを非表示/違反報告)
アルブラッド(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます!とても光栄です(≧∇≦) (2018年4月5日 19時) (レス) id: aab53ad4fe (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ(プロフ) - ストーリーはさることながら、夢主が格好いい!サーカスの回で惚れました( 〃▽〃) 更新楽しみにしてます! (2018年4月4日 16時) (レス) id: 25f8135882 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルブラッド | 作成日時:2018年4月2日 20時

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