【HUNTER×HUNTER】我が家の看板娘

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「姉貴。」

『おお、キルどうした？』

少し不安そうな顔のキルがこちらにくる。
可愛いなおい。

「その……」

『ん？』

もしかして呼び止めといて話すこと考えてなかったのか？
ありえるな。

『友達、出来てよかったね』

「……うん。ありがとう」

キルの頭を撫でる。
私と色は同じだけど、くるくるしていて触ると気持ちいい。

「やめろよ」

『照れてる』

顔が赤いぞ弟よ。
ゴンが興味津々に見てるし。

『ゴン、キルと仲良くしてやって。』

「うん！もちろん！」

「ゴン！行こうぜ！」

「じゃーねー、シルク……じゃなかったソルイさん！」

二人はパタパタとかけていった。
いいねえ。
子供は元気で。

さて、後ろにいる変態をなんとかしないとな。

「やぁ、ソルイ♥君だったとは♦」

『キモい離れろ。』

「酷いなぁ♣」

『はぁ、イルは？』

「あっちだよ♠」

ヒソカが隅っこに丸くなっているギタラクルを指さす。

何してんの？

『イール！』

「ちょっと、うるさい。ギタラクルって呼んで」

『あはは、嬉しそうじゃん』

「何処が嬉しそうなんだい？♣」

『え、見たら分かるでしょ』

「……♦」

え？分かんないの？
こんなに分かりやすいのに。
確かにイルは無表情だけど。
ギタラクルだと表情なんかわかんないけど。

あれ？分かりやすくないな。

『ま、君たちでも遠慮なく落とすからね』

私はウインクしてその場を去った。

･･････

「イr…ギタラクル。気づいていたのかい？♠」

「いや、わからなかったよ」

「そんなに変装しているわけじゃなかったのになあ♣」

「姉さんは凄いんだよ」

「…姉にあえて、嬉しかったのかい？♦」

「……うるさい」

「♥」

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