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「やるね、ボウヤ♥シルクもこれが狙いだったのかい？♣」
『半分』
「じゃ、もう半分は？♦」
ヒソカはニヤリと嗤う。
正直言って気持ち悪い。
『内緒。ゴン！レオリオとクラピカを連れて戻れ！』
「え？でも……わかった！」
ゴンがこちらに走ってくる。
それに反するように、私はヒソカに向かって歩いていく。
「おい！シルク！それは自 殺行為だ…ぞ……」
クラピカの声がだんだん消え入りそうになったのは、私の表情を見たからだろうか。
殺気を感じ取ったからだろうか。
殺気は出してないつもりだし、表情も変えていないつもり(殆ど見えないし)だ。
俺は顔をあげた。
あれ？
『ヒソカ、どうした？』
ヒソカの表情がおかしい。
んー？
「勘違いだったようだよ♠」
『何が？』
「内緒だ♥(君は青い果実なんかじゃない♣)」
まあいいや。
適当に相手して退散しとこ。
じゃないと、試験にならなくなっちゃう。
さっき、ヒソカが投げてきたトランプを出す。
ちょっとくらい念能力使うか。
借りるよ【
「ん？♣」
3枚のトランプはあっという間に30枚に増えた。
ヒソカのようにスプリングをする。
「君も念能力者だったのか♦」
『あぁ。』
ちょっと遊んであげるだけだから。
そう思いつつ、トランプを10枚投げた。
･･････
「それ、無限に増えるのかい？♣」
私の無限トランプ攻撃を避け続けるヒソカ。
何枚はキャッチしているが、すぐにトランプは消えてしまう。
「具現化系の能力か♥」
『間違いではない』
私のその言葉に顔をしかめるヒソカ。
能力は具現化系で間違いない。
だが、トランプは無限に増え続けているわけではない。
それに近いことは確かだが。
『そろそろ疲れたのだが』
((ピピピッ))
ヒソカの持っている携帯がなる。
私はトランプ攻撃を止めた。
ヒソカは素直に電話に出る。
《ヒソカ、そろそろ戻ってこいよ。そろそろ二次試験会場につきそうだぜ》
イルの声だ。
「(彼は熟した果実だ♥)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
能力の説明はもう少し後で。
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W,R 芽生(プロフ) - とても面白いです！早く続きが読みたいです。更新頑張ってください(*´ω｀*) (2018年5月6日 9時) (
レス) id: 62dd674ff6 (このIDを非表示/違反報告)
アルブラッド(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！とても光栄です(≧∇≦) (2018年4月5日 19時) (レス) id: aab53ad4fe (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ(プロフ) - ストーリーはさることながら、夢主が格好いい!サーカスの回で惚れました( 〃▽〃) 更新楽しみにしてます! (2018年4月4日 16時) (レス) id: 25f8135882 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルブラッド | 作成日時：2018年4月2日 20時
