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「いつの間にか一番前に来ちゃったね」
「うん、だって、ペース遅いんだもん」
「ん、あ！シルク！」
現在、ゴンに発見されました。
キルもだけどゴンまでこんなに体力があるとは。
今年は期待できるねえ。
「ねえ、シルクは何でハンターになりたいの？」
キルとゴンの会話の中の私も入っていたようで。
というか、ゴンはジンの息子だったのか。
『なんとなく』
「「…」」
しょうがない。
もうハンターなのだから、ハンターになりたい理由を聞かれてもなあ。
「出口だ！」
誰かが叫ぶ。
一次試験がこれだけで終わるはずがない。
きっと、この地下道を抜けてもまだ続くんだろうな
「ヌメーレ湿原。通称”詐欺師の塒“。気を付けてください。騙されると死にますよ。」
へー。
こんなところ通るんだ。
あ、そういえば、打ち合わせの時になんか言ってた気がする。
興味なくて聞いてなかったんだよなあ。
「この湿原の生き物はあらゆる手段を使って獲物を騙します。騙されることなく、注意深く私のあとをついてきてください。」
サトツさん優しいなあ。
そんなに説明しなくてもいいと思うんだけど
「そいつは偽物だ！試験官じゃない！本物の試験官は俺だ！」
ご冗談を。
傷だらけでよく言うよ。
「偽物？どういうことだ？」
そんな声があがる。
てめーら、失格にしてやろうか？
「こいつを見ろ！」
人面猿ですね。
それが何か。
「･･･そいつはハンター試験に集まった受験生を一網打尽にする気だぞ！」
男が言い終わるやいなや、トランプが飛ぶ。
男の元へと、サトツさんの元へ、そして何故か私のところにも。
男の顔にはトランプがサクサク刺さっていたが、私たちは普通にキャッチしていた。
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W,R 芽生(プロフ) - とても面白いです！早く続きが読みたいです。更新頑張ってください(*´ω｀*) (2018年5月6日 9時) (
レス) id: 62dd674ff6 (このIDを非表示/違反報告)
アルブラッド(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！とても光栄です(≧∇≦) (2018年4月5日 19時) (レス) id: aab53ad4fe (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ(プロフ) - ストーリーはさることながら、夢主が格好いい!サーカスの回で惚れました( 〃▽〃) 更新楽しみにしてます! (2018年4月4日 16時) (レス) id: 25f8135882 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルブラッド | 作成日時：2018年4月2日 20時
