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て「Aちゃん、お風呂上がり?」
「はい。あ、」
私、今めっちゃすっぴんだし、
髪の毛びしょびしょやない?
も〜っ最悪。
て「顔隠してなしたん?」
「す、すっぴんが……」
て「気にしないの〜。Aちゃんめっちゃかわいいし、」
「〜〜〜//」
てつやさんに可愛いって言われて、
普通に照れてしまった
……はっ!時間!!
「てつやさん帰り飛行機の時間大丈夫ですか?!」
て「やば!一旦部屋いって準備してくる!終わったら、また戻ってくるから!」
バタバタっと、
てつやさんは自分の部屋に戻ってった。
……嵐のような人。
てつやさんがいなくなった部屋は、
なんだかとても静かで寂しかった。
私も、準備しなきゃ。
30分後、
てつやさんが部屋に戻ってきて、
2人で札幌駅へ
お互いに帰る時間がギリギリだから
ここでお別れ。
「お別れですね」
て「寂しいね、」
「ほんとに思ってますー?」
て「思ってなかったら言わないよ」
「また、会いたいな…なんて」
て「いいよ。っていうか、俺もおんなじこと思ってた!じゃあ、連絡先交換しとこ」
「はい!」
LINEのQRコードを、お互いに交換して、
て「じゃあ!」
「また!動画みますね!」
て「うん!みて!俺のこと忘れんでね」
その言葉を最後に、
私は背中を向けて歩き始める
少し名残惜しくなって、
振り返ればてつやさんは、まだこっちを見てて
振り返った私に思いっきり手を振ってくれた
自分だって時間ギリギリなくせに…
私は、にやける顔を抑えながら
札幌をあとにした。
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作者名:ぽむ太 | 作成日時:2019年12月19日 0時