君に届きますように (ページ27)

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これからの話ページ27

～Aside～

部屋で待ってると、
てっちゃんが戻ってきた。

て「ただいま」

「おかえりなさい～、お父さんに何もされなかった？」

て「大丈夫だよ、寧ろいい人？だった」

「何があったの……」

て「一応、交際も認めて貰えたし」

……交際を認めた？！
てっちゃん、、まさか……
湯船に沈められ…

て「ってことで、改めてよろしくね」

「あ、うん…こちらこそよろしくお願いします」

て「ちょっと真面目な話してい？」

「え、あ、、うん」

てっちゃんは、ベッドに座る私の隣に腰を落とす

て「Aにとって、ここが地元で…家族が近くにいるこの場所はきっと大切なものだと思う」

「うん」

て「それに仕事があって、、友達だって近くにいる」

「そうだね」

て「でもさ、それでも…俺はAを岡崎に連れていきたい」

…え、それはどーゆー？
旅行？ってこと？それとも……

て「向こうで一緒に住もう」

「…えっ」

て「もちろん今すぐって話じゃなくて、この先の話」

この先の話でも、
私にとっては凄く嬉しい。。

だって、ずっと遠距離で……
寂しい気持ちや、不安の気持ち。

そばで支えたいっていう気持ちが強かった

「てっちゃん……嬉しい。ありがとう」