【ハイキュー】赤葦さんの隣の可愛い可愛い菅原くん。

強い意志 ページ48

Aside


二口「烏野のマネージャーさんですよね？」

「あっ、ハイ」

確かこの2人は2年生の二口くんと青根くんだったはず……

うぅっ、2人とも思ったより圧があるなぁ。

全力で逃げ出したい状況です、はい。


二口「言っといてください。今度は絶対勝つって」

「……うん、伝えとくね」

ジッと私を見る2人の目を見て、私は強く頷いた。


「……先輩達のこと、大好きなんだね」

二口「はっ？」

初対面だけど、二口くん達を見てたら、なんとなくそう思った。


「じゃないとそんな目できないもん。先輩達の分まで、って強い意志を感じる素敵な目」

二口「……それは……」

何だか複雑そうに口ごもる二口くんの隣で、青根くんはコクりと頷いた。


「ふふっ……あ、じゃあ私もう行かないと」

2人の後ろでチョイチョイと手招きで私を呼ぶ潔子ちゃんが見えて、私はまた足を進めた。


「ライバルだけど、頑張ってね。二口くん、青根くん！」

私は後ろを振り返ってそう言って、ニッと笑みを浮かべた。


そして私は潔子ちゃんのところまで急ぐ。

「ごめんね！ちょっと話し込んじゃって……」

清水「ううん、大丈夫だけど、何話してたの？」

「ん？あー、先輩達大好きなんだね、って話」

私がそう言ったら、潔子ちゃんは少しだけ首を傾げた。

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