32話 ページ33
Aside
数日後、未だに運動会の余韻が抜けない私は、というと……
「ゲホッ、ゲホッ……」
風邪を引いていた。
優也「大丈夫か?A」
「ん〜、大丈夫じゃない〜……ゲホッ」
雅也「折角の休みなのになぁ、可哀想に…」
そう言って私の頭を撫でるのは、三男の雅にぃことA雅也。
雅にぃも優にぃと同じくらい優しいお兄ちゃんだ。
母「A〜大丈夫?」
和也「少しはマシになったか〜?」
コンコンと私の部屋の扉を叩いて入って来たのは、お母さんと長男の和にぃことA和也。
2人はおかゆと薬を持って、私にそう問いかけた。
和也「ほら、熱いから気を付けろよ?」
「ん、ゲホッ、ゴホッ…ありがと〜」
するとその時……ダダダッとすごい勢いで階段を駆け上がる音が聞こえた。
隆也「A!!大丈夫か!?」
「隆にぃ、ゴホッ、声大きい……」
「あ、ごめんなぁ」と言って謝るのは、次男の隆にぃことA隆也。
兄妹の中だと一番過保護なお兄ちゃんだ。
父「隆也ぁ…お前、速すぎないか…?」
最後にそう言ってゼェゼェ息を切らせながら入って来たのは、お父さんだ。
私の狭い部屋に、家族全員が集まった。
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スガ - いぇい!さん» 返信遅くなって申し訳ありません!ありがとうございます!先生バージョンとは先生がお相手の話ということですかね?遅くなるかもしれませんが、承知致しました! (2020年8月9日 9時) (レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい! - 19まで読んだんですけど面白すぎてヤバイです笑 (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい! - はじめまして!まだ読んでるの途中なんですけどとても面白いです!あの、この作品が終わってからでも良いので先生バージョンもつくってほしいです!本当にできたらでいいので…!これからも更新頑張ってください! (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スガ | 作成日時:2020年4月12日 3時