29話 ページ30
Aside
はぁはぁ、と肩で息をしていると、あーちゃん達が「Aー！」と言って駆け寄ってきた。
梨華「A！よく頑張ったね！」
愛理「後は男子に任せよ！」
「うん！」
私がそう言うと、わああっ、と歓声が上がった。
私達がその声に振り向くと、そこには1位と2位の子を追い抜いている杉谷が居た。
「わあっ、すごいっ！」
愛理「そのまま行けー！！」
そして杉谷は2位の子とさらに差を付けて、次の子にバトンを手渡した。
私達は杉谷の方に駆け寄った。
「すごいっ、すごいよ、杉谷っ！」
梨華「Aさっきからすごいしか言ってないじゃん(笑)」
「だってもうホントにすごかったんだもん！」
愛理「だね、これぞ愛の力？」
杉谷「飯田？いい加減にしようか？」
愛理「いやさっきからはしゃいでるAを愛おしそうに見てるからつい」
杉谷「飯田っ！！」
顔を真っ赤にして怒る杉谷に、私は詰め寄った。
「もうホントにすごかったよ！杉谷！かっこよかった！」
杉谷「……はぇっ！？」
愛理「わーお」
梨華「出たよ、Aの無自覚」
ボンッと音が立つくらいに顔が赤くなった杉谷を私は頭に？を浮かべながら見つめた。
愛理「Aが目を輝かせてる時は大体周りが見えてないのよね」
梨華「天然ちゃんだからねぇ。てか、杉谷やばいんだけど。今までに無いくらいテンパってる」
杉谷「あ、うえ、あの、その……」
「？」
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スガ - いぇい！さん» 返信遅くなって申し訳ありません！ありがとうございます！先生バージョンとは先生がお相手の話ということですかね？遅くなるかもしれませんが、承知致しました！ (2020年8月9日 9時) (
レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい！ - 19まで読んだんですけど面白すぎてヤバイです笑 (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい！ - はじめまして！まだ読んでるの途中なんですけどとても面白いです！あの、この作品が終わってからでも良いので先生バージョンもつくってほしいです！本当にできたらでいいので…！これからも更新頑張ってください！ (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スガ | 作成日時：2020年4月12日 3時
