2話 ページ3
Aside
「委員会?」
愛理「うん、」
新しいクラスになった翌日、今回も委員会を決める時期がやって来た。
私は同じクラスになったあーちゃんこと飯田愛理と一緒に話している。
愛理「Aは何かやる?」
「ん〜まあ余ってたらやるかも…あーちゃんは?」
愛理「私もそうする〜」
私は働くのは好きだが、ある理由でなかなか委員会をやらずにいた。
だが、3年になったことだし1度くらいはやってみようかな、なんて思ったりする。
でもやっぱり……
私は男子とはやりたくない、と思った。
男子と同じペア、それが私が委員をやりたくない理由だった。
それほどに私は男子が苦手なのだ。
男子と一緒なんてもってのほかだし、話すのも苦手だった。
そんな私でも、自然体で話せる男子も何人か居て、あの人もその1人だった。
だが悲しいことにあの人はここには居ない。
そして、自然体で話せる男子は数少なく、クラスには1人しか居なかった。
それがクラスの学級委員的立場である杉谷晴斗だ。
杉谷とは2年の頃によく隣になったため、話すことも多かった。
まあ、私はあまり話さないのだが。
だが、元々は杉谷とも言葉を交わすことは無かった。
それでも関わっていくうちに慣れてきて、少しは話せるようになってきた。
まあ、それも少し杉谷があの人に似ているからだと思う。
優しくて、隣にいると心が暖かくなる、そんなところがとてもあの人に似ていた。
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スガ - いぇい!さん» 返信遅くなって申し訳ありません!ありがとうございます!先生バージョンとは先生がお相手の話ということですかね?遅くなるかもしれませんが、承知致しました! (2020年8月9日 9時) (レス) id: 412a05d814 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい! - 19まで読んだんですけど面白すぎてヤバイです笑 (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
いぇい! - はじめまして!まだ読んでるの途中なんですけどとても面白いです!あの、この作品が終わってからでも良いので先生バージョンもつくってほしいです!本当にできたらでいいので…!これからも更新頑張ってください! (2020年7月21日 0時) (レス) id: b3944d34d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スガ | 作成日時:2020年4月12日 3時